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スピードドライブをマスターする2通りの方法|ドライブ技術編

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ドライブを打つ選手

前回スピードドライブがなぜ回転が必要なのかを説明しましたが、今回はスピードドライブをマスターするための練習方法について紹介します。

スピードドライブをマスターする2つの方法

まず技術習得には2つの考え方があります。
仮に、半年後にスキルレベル5(スキルレベルは1から5まであるとする)で、80%の確率のスピードドライブが打てることを目標とします。

1つ目は、スキルレベルは維持して確率をあげていく考え方です。
例:スキルレベル5のボールが50本中1本打てる状態から、徐々にスキルレベル5のボールを打てる本数を増やしていく。
スキルレベルを上げる図
2つ目は、確率は維持してスキルレベルをあげていく。
例:スキルレベル1でもいいから50本中40本以上返球できる確率を維持して、徐々にスキルレベルの方を上げていく。
確率を維持しスクルレベルを上げる図

余談ですが、関西は1つ目、関東は2つ目の方法を行う傾向が見られます。
自分に合っているやり方で習得していきましょう。 どちらにせよ毎日、根気よく続けることが大事です。

スピードドライブの練習方法

ループドライブの記事でも紹介した練習をスピードドライブでも行います。

(下記イラストは右利き対右利きの場合)

A)1コース

  1. フォアからフォアへクロス
  2. バックからバックへクロス
  3. フォアからフォアへストレート
  4. バックからバックへストレート
スピードドライブの練習イラスト
スピードドライブの練習方法イラスト

B)コート半面ランダム

  1. フォアサイド
  2. バックサイド
コート半面練習方法イラスト

C)フォア(飛びつき)・バック(回り込み)1本1本

D)全面ランダム

※打てない場合はツッツキで返球。

飛びつき・ランダム練習イラスト

これらの練習にプラスして下記練習も行います。

E)ループドライブとスピードドライブを混ぜて練習をする。(対下回転)

F)対ロングボール ・下回転→ロングボール(2球連続で打つ練習)

ループドライブとスピードドライブを織り交ぜることで判断力が身につきます!