【卓球 全日本社会人】第53回全日本社会人卓球選手権大会 男子シングルス
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![男子シングルス優勝の大矢選手](../../../assets/images/content/content_20240716_094214.jpg)
第53回全日本社会人卓球選手権大会が熊本市総合体育館で2019年9月6日(金)~8日(日)まで開催された。3日間にわたり男女シングルスが行われた。
男子シングルスは、今年からファーストに所属しコーチをしながら現役という大矢英俊が決勝でベテランの吉田海偉(東京アート)との大激戦を制し、久しぶりの全国タイトルを獲得した。吉田は平成16,17年の同大会で優勝しており、14年ぶりの優勝まであと一歩と届かなかったものの大復活をみせる大会となった。
優勝した大矢はインタビューでこう語った。
今までで一番嬉しい優勝でした。やっぱり今年で東京アートを退いて、コーチという面で携わりながら、選手という面でそんなに練習もできていなくて、その中で勝てたというのは今でも本当に信じられなくて、本当に興奮していますね。
まず、この試合(大会)の入り方としては「負けて当たり前だろ」という想いしかなくて、その気持ちでやったのは初めてで今までは東京アートで練習していて、「勝たないと」という気持ちがあったんですけど今回はまったく違う気持ちで望めました。
ほとんどチキータから攻めていけたのが良かったのと、フォア前は苦手なんですけどそこをフルスイングフリックとか普段しないんですけど試合でやってみたら意外と良かったりしました。
決勝のポイントとしては、吉田さんのサーブだけ気を付けていて、ロングサーブとフォア前にくるんですけどロングサーブが半分くらいの確立でくるので待ちにくかったですね。3ゲーム目までは全然できなかったんですけど、4ゲーム以降はロングサーブ待ちで前にきたらスッと入るように意識したら展開も良くなりました。
結果
決勝
大矢英俊(ファースト)4(5,-6,-3,12,-6,9,9)3吉田海偉(東京アート)
準決勝
吉田海偉(東京アート)4-0上村慶哉(シチズン時計)
大矢英俊(ファースト)4-1平野友樹(協和キリン)
準々決勝
吉田海偉(東京アート)4-0町飛鳥(鹿児島県体育協会)
上村慶哉(シチズン時計)4-1松平賢二(協和キリン)
平野友樹(協和キリン)4-3岡田崚(岡谷市役所)
大矢英俊(ファースト)4-2有延大夢(リコー)
優勝
大矢英俊(ファースト)
準優勝
吉田海偉(東京アート)
ベスト4
上村慶哉(シチズン時計)
平野友樹(協和キリン)
ベスト8
町飛鳥(鹿児島県体育協会)
松平賢二(協和キリン)
岡田崚(岡谷市役所)
有延大夢(リコー)
ベスト16
渡辺裕介(協和キリン)
藤本海統(日鉄物流ブレイザーズ)
藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)
村松雄斗(東京アート)
松下海輝(日鉄物流ブレイザーズ)
神巧也(T.T彩たま)
酒井明日翔(シチズン時計)
厚谷武志(信号器材(株))