ラケットの削り方と握り方(ペンホルダー)
- 更新日
卓球ラケットの握り方
裏面の指の横腹をつけることがもっとも重要
握り方は各選手によって個性が出るが、ここでは一般的なグリップを紹介する。
まず、一番力の出る親指をやや深めにラケットの中央部に向かって入れ、人差し指には丸みを持たせ、グリップコルク(柄)に軽く触れる程度にする。そして大切なのは裏面の指。
中指の横腹でラケットを支え、その上に薬指と小指が添えられ、全体を軽く曲げるか、まっすぐ伸ばす。
よくないのは、裏面の指の腹が常にラケット面につき、なおかつ3本の指が広がっている握りも初心者に多いようだ。
裏面の横腹をつけた標準的な握りをすると、腕を伸ばしたときにラケット面が自然に外側を向くようになる。この握りを基本にして使う技や個性で自分に合った握りを見つけよう。
ラケットの削り方
親指も削れば、切りかえもスムーズ
人差し指と親指部分を同じくらいしっかりと削ることでフォアバックの切り替えがしやすく、安定した面を作ることができるので削るときは注意をしよう。
削り方は、最初にナイフやカッターで削り、そのあとに紙ヤスリなどできれいに仕上げていく。ドライブ型のトッププレイヤーではグリップの後ろのコルクを取る人もいるようだが、これはラケット操作をより手に近い感覚で行うためだろう。
自分に合うグリップを見つけることが上達への近道だ。
関連ページ
卓球用語集
・グリップ(ペンホルダー)
・グリップ(シェークハンド)
・グリップ(シェークハンド)の力加減