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卓球ラバーのスポンジ硬度

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卓球ラバーのスポンジの硬さは「硬度」で表しますが、数字が低ければ低いほど柔らかくなり、数字が高くなればなるほどスポンジが硬くなる。

もちろん裏ソフトラバー用、表ラバーソフト用、ツブ高ラバー用にスポンジの硬度も変わる。

裏ソフトラバーの写真
表ソフトラバーの写真
粒高ラバーの写真

裏ソフトでは初心者用などの安定を求めるラバーのスポンジは柔らかめの35度、威力を求める高弾性ラバーは45度前後というのが一般的。
コントロールを求めるラバーではボールが飛びすぎると困るために、弾力がありながらもボールがスポンジに食い込む35度の柔らかさを求めるのだ。

そして、パワー志向の高弾性裏ソフトの場合は、弾きのよい45度前後のスポンジでボールの威力を追及する。

中国製卓球ラバーのスポンジは50度以上の硬さが一般的。
日本製卓球ラバーはラバーシートもスポンジも柔らかく、ボールの食い込みが多く、回転もかかり、強く飛ばすこともできるが、相手ボールにも影響を受ける。

ところが中国製卓球ラバーは、ラバーシートもスポンジも硬い。つまりボールが当たったときのラバーのツブの形状変化が少ないために、相手ボールの影響を受けにくい構造になっている。
そのためにブロック技術もやりやすい反面、ボールが食い込むという感覚に乏しく、前陣攻守には適しているが、中陣での打ち合のときにはドライブの飛距離、安定性において日本製卓球ラバーよりもやや劣るかもしれない。