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グリップ(ペンホルダー)

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ペンホルダーのグリップ

戦型やプレースタイルは卓球を長くやっていく中で自然に変わっていくものだ。
初心者の段階ではあまり固定させないで、いろいろとラケットやラバーを試した方が良いだろう。
 卓球の握りはペンを持つように握る「ペンホルダーグリップ」と握手するように握る「シェークハンドグリップ」の2種類に分けられる。

 ペンホルダーグリップのほとんどはアジアの選手で、これはハシを使う習慣が影響しているといわれている。主に打球するのは表面だが、裏面にもラバーを貼り、「裏面打法」や「反転打法」を使う選手もいる。
 ペンホルダーグリップの利点は手首が使いやすく、操作性があるため、サーブ、台上プレー、フォアハンドの技術がやりやすく、ミドル(体の中心)の処理がしやすいと一般的に考えられている。回転のかかった威力のあるフォア攻撃がしやすいのも魅力だ。
 また、日本式ペンホルダーラケットと中国式ペンホルダーラケットがあり、日本式ペンホルダーは軽いため、素早くスイングできるためフォアハンドに適している。
 中国式ペンホルダーは日本式ペンホルダーより重くなるが、裏面にラバーを貼ることでバックハンドがしやすくなる。ペンホルダーの強力なフォアを残しつつ、バックハンドと両立できる。
 (下の写真:中国式ペンホルダー)

中国式ペンホルダーラケットを握る選手

シェークハンドはナイフとフォークで食事し、握手の習慣を持つヨーロッパで広く普及し、最近では多くの選手がシェークハンドラケットを使用している。
 利点はバックハンドが振りやすく、両サイドが打ちやすいことだ。
 しかし、両面にラバーを貼るため、どうしてもラケットが重くなることと、ミドルの処理が難しい面もある。
 
 自分の体格、性格、運動適性を考え、ラケットやラバーを選ぼう。
パワーとスピードを要求されるドライブ攻撃型か、敏捷性と反応を要求される速攻型か、粘り強さ、持久力、瞬発力を要求されるカット主戦型か、器用さ、インサイドワークを要求される反転攻撃型か、自分に適した戦型、用具選びが重要だ。

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卓球用語集

・ラケットの削り方と握り方(ペンホルダー)
・グリップ(シェークハンド)
・グリップ(シェークハンド)の力加減