クロスとストレート
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卓球では台をはさんで、「クロスに打て」とか「ストレートを狙え」という 言葉を使う。「彼はフォアクロスの打ち合いに強い」とか「あの相手には 、バックストレートが有効だ」とか。 英語では、Smash CROSS COURT (クロスへのスマッシュ)とかBackhand DIAGONAL("バックハンドでクロスへ)と使ったリ、Hit in PARALLEL(ストレートに打つ)とかAttack DOWN THE LINE(ストレート攻撃)と用いる。しかし、クロス、ストレートのコースというのは台に対してどこに立って いるのかで微妙に違ってくる。スウェーデンなどでは「クロスに打て」「ストレートヘポールを送れ」と言うより「相手のもバックサイドを狙え」「フォアのサイドを切って打て」「相手のポケット(ミドル)を攻撃しろ」と相手コートのどこにボールを打つのかというはっきりとした指示を出すことが多いという。 練習でも試合でも、単にストレート、クロスと大きく分けるのではなく、相手のどこを狙うのか、ということが頭で描けるようになると、あなたの技もインサイドワークもかなりのハイレベルになった証拠といえるだろう。