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回転

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卓球はあらゆる球技の中で、最も回転の要素が大きいスポーツ。テニスでもドライプボール、スライスボール (カット性)があるが、卓球のボールほどの回転量や種類はない。
回転の種類は大きく分けて3つある。ひとつは、前進回転=トップスピン(Top-Spin)。ボールを上にこすり上げたり、ボールの上部をこすったりすることでトップスビンが生まれる。文字通り前へ進もうとするスビンだが、ある一定以上の回転量を与えると空気抵抗のために下方向へ沈み落ちる性質もある。また相手のラケットに当たると上方向に反発する。ドライブ やロビングはこのスピン。

村松雄斗 契約選手
村松雄斗(東京アート)
村松雄斗 契約選手
村松雄斗 契約選手

次に後進(後退)回転=バックスピン(Back-Spin)。これは一般的に下回転と呼ばれ、後ろに戻ろうとする回転で、ボールの下部を下方向、前下方向にこすればバックスピンは作ることができます。ツッツキ、カットはこの回転で、相手のラケットに当たると下に落ちようとする。 そして、横回転=サイドスピン (Side-Spin)。右回りと左回りのサイドスピンがあり、これもやはり空気抵抗によって右に曲がったり左に曲がったりする。この横回転は上回転や下回転とくっつき、横下回転、横上回転といった複合回転を作っていくことができる。
このような回転の性質を理解し、繰り返し練習することが大事だ。うまく使えれば卓球の上達は間違いなしだ。