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動画で学ぶ、勝つためのサーブ-前編-

更新日
動画で学ぶ、勝つためのサーブ-その壱-

卓球においてサーブとは『要』といっても過言ではないほど重要な技術。
サーブができなければ試合は始まらないし、サーブがうまければ試合を優位に運ぶことができる超重要技術だ。
ここではVICTAS契約選手&コーチのサーブ技術を参考に『勝つためのサーブ』を紹介していく。
トップ選手のプレーからサーブのコツをつかんで、実践してみよう!

その1:サーブの長さを出し分けよう!

相手のボールを打ち返そうとしている選手

サーブの長さの出し分けができると戦術を組み立てやすくなる。
きちんとコントロールをしながら出し分けることで同じ回転のサーブでも相手の裏を突くことが可能だ。
若宮コーチのプレーからポイントをチェックしよう。

解説とポイント

サーブの第一バウンドに意識を向けてショートサーブ(短いサーブ)はネット付近に、ロングサーブ(長いサーブ)はエンドライン付近にボールを落とすように練習することがポイント。

その2:下回転サーブをマスターしよう!

サーブを打とうとしている選手

下回転サーブはチキータを防ぐためトップ選手にとっても生命線となっているほど重要なサーブの一つ。
レシーブを単純化させる効果もあるので3球目攻撃など自分の攻撃の展開にも持っていきやすいのがメリットだ。
吉村選手と松平選手のプレーからポイントをチェックしよう。

吉村選手の縦回転系下回転ショートサーブ

解説とポイント

ナックル系だと相手が錯覚するようなモーションを心がけ短くコントロールはしながらも台上を滑っていくように速い球足で出すことが効果的かつポイント。
また、サーブ後はツッツキやストップで返球されることがよされるため3球目にしっかりと備えることを意識しよう。

松平選手の真下回転ショートサーブ

解説とポイント

グリップの力を抜き、コンパクトながら速いスイングスピードでボールの真下をこすることで、強烈なスピンをかけることができる。
インパクトは胸の高さぐらいにすると、サーブが短く止まるようになるので心がけよう。

その3:ナックルサーブをマスターしよう!

ナックルサーブはストップやツッツキをしようとしている相手に対しチャンスメイクしやすいサーブ。
その2で紹介した下回転サーブと組み合わせて使うとより効果的だ!
吉村選手のプレーからポイントをチェックしよう。

吉村選手の縦回転 ナックル系ショート

解説とポイント

モーションを下回転サーブのように見せ、下回転のように台上で止まる弾道を心がけることがポイント。
また、下回転サーブと同様に3球目攻撃に備えることも意識しよう。

次回は『ロングサーブ』、『横回転系サーブ』をご紹介。
試合に勝つためのサーブを身につけてレベルアップを図ろう!