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サービスの多様性(サービスの回転の応用)|卓球サービス

更新日
サーブを打つ男子選手

サービスには特に大切な要素が3つあります。

  1. 回転(回転量)
  2. 種類(変化)
  3. モーション(フォーム)

今回はサービスで最も重要な回転について少しご紹介します。
とは言っても今回はサービスから少し脱線して卓球の回転技術はサービスの回転技術から応用できることを紹介したいと思います。

ほとんどの人がサービス・ドライブ・チキータ・ツッツキなどたくさんの回転技術は1つ1つ全く違うものだと思っています。
もちろん全てフォームやスイング方向・角度など違うので全く違う技術になりますが回転をかける感覚は本当に近い感覚があります。
サービスの回転量が増えればドライブの回転量も増えツッツキの回転量も増えます。
サービスでナックルサービスを操れるようになればツッツキやドライブでも回転の変化を操れるようになります。
少しどのようなサービスがどの技術に応用できるのかを少しですが紹介します。

フォア縦回転サービス(下回転)

フォア面で当たればツッツキ
バック面の反対方向で当たればバックドライブ

フォア縦回転サービス(下回転)の動きが他の技術に変化する様子を動画でチェック▼▼▼

バックサービス(下回転・横下回転・横上回転)

フォア面の反対方向で当たればドライブ・カーブドライブ
バック面で当たればツッツキ・ミュータ・上回転ツッツキ

バックサービス(下回転・横下回転・横上回転)の動きが他の技術に変化する様子を動画でチェック▼▼▼

巻きこみサービス(上回転)

バック面で当たればチキータ バック面の反対方向で切るツッツキ(角度変える)

巻きこみサービスの動きが他の技術に変化する様子を動画でチェック▼▼▼

しゃがみ込みサービス(時計回りフォア面・時計回りバック面・反時計回りフォア面)

フォア面で当たればシュートドライブ(時計回りフォア面)
バック面で当たればカット性ブロック(時計回りバック面)
フォア面で当たればカット性フォアブロック(反時計回りフォア面)

しゃがみこみサービス(反時計回りフォア面・時計回りフォア面・時計回りバック面)の動きが
他の技術に変化する様子を動画でチェック▼▼▼

サービス練習を増やしたのになかなかサービスの効果が上がらなくてもちゃんと回転や変化を意識していれば卓球の多くの技術に応用できます。
ラリーの中での回転技術は相手のボールの勢いと回転を利用できますが、サービスは相手のボールを利用できないので回転を加えるのは難しいです。
サービスが上達すれば自然に他の回転技の回転量も回転精度上がる事でしょう!
ただ単にサービスの練習をしていると意識ではなく他の技術にもつながっているという意識で根気よく練習してみてください!