各回転(下回転、横回転、上回転、ナックル)サービスのメリット・デメリット│卓球サービス
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サービスを出した時のメリット・出すうえで頭に入れておきたい注意点とその改善方法をご紹介します!
下回転サービスのメリット
- 相手に早いレシーブであるチキータ・フリックなどがされにくい
- 全てのレシーブ(3球目)をフォアハンド攻撃できやすく、パターンが組み立てやすい
- ナックル(無回転)サービスとのコンビネーションが良い
注意点
- 相手のレシーブが低く返球されやすい
→低い下回転を打つ練習をする - ストップレシーブがされやすい
→台上プレーを身につけることで対応ができ、得点パターンが増える - 下回転サービスだけではサービスエースがとりにくい
→ナックルサービスとの組み合わせでサービスエースがとりやすくなる
横回転サービスのメリット(横上・横下も含む)
- 両ハンド攻撃との相性がいい
- サービスが簡単なため、回転量を増やしやすい
- モーションのバリエーションが多い
(YGサービス、巻きこみサービス、フォアハンドサービス、バックハンドサービス、しゃがみ込みサービスなど) - 効果があった場合、サービスエースが増える。
- 回転の変化が分かりにくい(特に中級者ぐらいまで効果的)
注意点
- レシーブを上手く処理された場合、有利にもっていきにくい
- 回転を利用されやすい
- 自分でかけた回転が残って返球される
→自分の出した回転がどのように返球されるか把握し、その回転に合わせた返し方を練習する - ナックルとのコンビネーションが難しい
→横系のナックルサービスを出すことができたら、大きな武器になる
基礎サービス(下回転・横回転)
上回転サービスのメリット
- ラリー戦に持ち込みやすい
- 下回転で返球されることがほとんどない
- 3球目が台上プレーになりにくい
注意点
- 強いレシーブが返球されやすい
→カウンターができるようになれば相手への精神的ダメージも与えることができる - トップレベルになると予測が少し難しい
(ストップ・両サイドに早いフリックをされる場合がある) - 短く出すのが難しい
→出すことができたら、ナックルサービスと下回転サービスとの組み合わせでサービスエースが増える - 変化が分かりやすい
→モーションが上手くなった時の効果は絶大
ナックルサービスのメリット
- レシーブが単調になりやすく、3球目がやりやすい
- 習得できれば、全ての回転との相性が良い
- 無回転なので、全ての回転の特性に変化する
- 回転をかけないので、スピードの速いサービスを出しやすい
注意点
- スイングスピードが出しにくく、変化をバレにくくすることが難しい
→フェイクモーションが大事 - 効果が最初分かりにくい
→切れているサービスとの組み合わせで効果を発揮し、サービスエースが増える
今回はサービスの回転にどんな効果があるのか、注意点についてご紹介しました。
自分の得意な技術・伸ばしたい技術に合ったサービスを練習してみてはいかがでしょうか!
また、得意なサービスがある場合はそのサービスを伸ばしつつ、合った技術のパターン練習をすればレベルアップ間違いなしです!
参考動画
【ロングダイジェスト】松平賢二vs曽根翔
(0:12~)曽根選手のサービス 上回転サービス
(0:52~)松平選手のサービス2本 ナックルサービス