『V>11 Extra 松平賢二の評価』第1弾 V>11 Extraの魅力
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2020年春、新たに登場した『V>11 Extra』
最新技術ライトニングテンションにより片面で※約5gの軽量化、シートは柔らかくありながらも、強いグリップ力を兼ね備えており、様々な選手が相手を打ち抜く威力を手にすることができる、まさに新時代のギア。
そんな注目の『V>11 Extra』を、日本代表経験もあり、長くトップで活躍する松平賢二選手が試打。自身の経験も踏まえながら、その特徴や性能、また用具選びにおいて重要なことも語ってくれた様子を3回にわたり紹介。
第1弾はV>11 Extraの性能や特徴について、実際に打った感想を踏まえ、松平選手の正直な印象を聞いた。
『自分が打ったボールが素直に入ってくれる』
- Q:V>11 Extraを実際に打ってみた印象はどうですか?
- 松平:V>11 Extraの印象はとにかく「使いやすい」っていうのが一番、僕は感じましたね。
あとは「軽い』、ラバーがかなり軽量化されていたので、その点も扱いやすかったです。
シートが軟らかい分、ボールがしっかり食い込んでくれるのでコントロールはすごくしやすいし、 音も鳴ってくれる分ミートもしやすいです。
- Q:V>15 Extraに比べるとどんな印象ですか?
- 松平:硬度は一緒って言われたらそんな感じなんですけど、シートの感じが全然違いますね。V>15 Extraは上にぐって上がる分、コントロールが人によっては難しさが出てくる。『V>11 Extra』は、少し軟らかいシートで軽く食い込んでくれて、きれいに飛ばしてくれるという感じで結構だれでも打ちやすい。スイートスポットが狭くてきっちりここに当たらないと入らないとかではなく、どの辺に当たってもちゃんときれいに返ってくれるような感じもありますね。
V>15 Extraの方はどっちかというとしっかり(ボールを)食って強いボールで打ってあげると力を発揮するラバーだと思います。V>11 Extraのほうはきれいに返るような感じです。
15は15で良さがあって、自分が伝えた分、更に後押ししてくれるっていう感じがする。ほんとにパワーとかインパクトが強い人はV>15 Extraを使った方がいいと思います。
V>11 Extraの場合は自分が打ったボールが素直に入ってくれるというイメージでとらえた方がいいですね。
『僕が使っていてもおかしくないぐらいの性能』
- Q:軽量化されていたり、シートが柔らかくなって扱いやすくなった分、性能に影響しそうですが?
- 松平:途中強めに回転をかけたんですけど、もしシートが軟らかすぎると強くかけた時に落ちちゃったりすることがある。『V>11 Extra』は強くかけても、その分しっかりボールが行ってくれたので問題ないし、使いやすさもありますね。
また、相手のボールが強くて自分が打ちに行ったときに軟らかいシートだとぐにゃって押されて、浅くなったりネットミスすることがあるんですけど、V>11 Extraはそれがなかった。相手のボールも吸収してくれつつ、でも押されすぎないというのはいいと思いますね。
V>11 Extraは初心者の方が使ってもまず大丈夫だと思いますし、僕が使っていてもおかしくないぐらいの性能なので、極端に初級者とか中級者に分けるんじゃなくて誰でも使いやすく、使えるラバーだと思いますね。
第2弾ではV>11 Extraの大きな特徴である軽量化について。卓球において、5gという重量の変化がプレーにどのような違いをもたらすのか、松平選手の言葉を紹介します。
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用具紹介
- 『V>11 Extra 松平賢二の評価』第2弾 5gの軽量化がもたらすメリット
商品詳細
- 5,720円(税込)
- Thickness(厚さ):MAX/2.0
- 製造国:ドイツ
松平賢二選手プロフィール
・所属:協和キリン
・生年月日:1989年4月6日
・戦型:右シェーク攻撃型