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V>01シリーズ徹底比較!

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V>01シリーズ徹底比較!

2012年10月に発売された『V>01』、2013年4月発売の『V>01 Limber』、そして2013年10月発売の『V>01 Stiff』。
今回は『V>01シリーズ』3種類を徹底比較!

軌道比較図

起動比較図

ラバー断面拡大図

①V>01 (粒が小さく、間隔が広い)

①V>01 (粒が小さく、間隔が広い)

1.粒が小さく間隔が広いため、弱いインパクトでは硬めの47.5度スポンジに跳ね返され、球離れが速い
2.粒が小さく間隔が広いので強いインパクト時にはスポンジに食い込みスピードが出る
3.スポンジの硬さに比べると粒が細いため打球感が柔らかい

②V>01 Limber (粒が小さく、間隔が広い)

②V>01 Limber (粒が小さく、間隔が広い)

1.V>01と同様、粒が小さく間隔が広いが、スポンジ硬度が柔らかい分コントロールしやすく扱いやすい。
2.粒が小さく間隔が広いので強いインパクト時にはスポンジに食い込みスピードが出る
3.スポンジが柔らかく粒が細いため打球感が柔らかい

※『V>01』と同じシートを採用しているため性能はほぼ同じだが『V>01』に比べてスポンジが柔らかく扱いやすい。

③V>01 Stiff (粒が大きく、間隔が狭い)

③V>01 Stiff (粒が大きく、間隔が狭い)

1.粒が大きく間隔が狭いため粒がしっかりし回転がかかる
2.スポンジが柔らかい分インパクト時の食い込みが良い
3.弱いインパクトではシートがしっかりしており、スポンジに食い込みにくいので、反発を防ぎ、コントロールが良い。強いインパクトでは45度のやや柔らかめのスポンジにしっかりと食い込みが良く、飛距離が出る。

V>01

V>01

パワーとバランスに重点を置いたラバーで打球の威力が抜群のラバー。上記図のように打球の軌道は弧線を描きながらもやや直線的に飛び出していく。
粒直径が細く、粒の間隔が広いためラバーにボールが衝突した際にスポンジに食い込む力が加わり、スポンジから反発力が増すため、打球の威力を生む。
相手コートに飛び出すスピードが速いのでスピードと威力を駆使して強烈なドライブで戦う選手におススメ。

V>01 Limber

>01 Limber

『V>01』と同じシートを採用し、打球威力はそのままでスポンジ硬度を柔らかくし打球感とコントロールを加味した、扱いやすさが特徴のラバー。
しっかりとボールをつかんで弾き出すことで、より正確なボールコントロールが実現可能。
威力と扱いやすさを重視したい選手や攻守のバランスを重視したい選手におススメ。

V>01 Stiff

V>01 Stiff

上記図のように『V>01』に比べ弧線を描きやすく安定したドライブを放つことができる。
粒直径が太く、粒と粒の間隔が狭いためボールがラバーに衝突した際にスポンジに食い込む範囲が少なくなり、押し出す力が減少して、表面のシートがボールに引っかかる割合が高くなる。
しっかり手に伝わる打球感と安定した飛行曲線が特徴で安定した連続ドライブで攻めていく攻撃選手におすすめ。

『V>01シリーズ』はやや直線的に飛び出していくのが特徴的なラバーだ。

現在は「弧線が高く、弧をしっかり描くラバー」が主流だが、必ずしも「弧線が高いラバー」が良いというわけではない。

「弧線が高いラバー」のメリットは

  1. ボールが安定する
  2. ドライブがかけやすい
  3. 回転量の多いドライブがかけやすい

などがあげられる。

一方で「直線的なラバー」のメリットは

  1. 威力のあるドライブがかけやすい
  2. スマッシュやミート打ち、ブロックがやりすい
  3. スピードがあるボールで返球しやすい

など、「弧線が高いラバー」とは違ったメリットがある。

それぞれのラバーに異なる良さがあるので特徴を理解し、自分のプレースタイルに合った最適な一枚を選ぶことが重要だ。
攻守のバランスを重視したラバーを探している選手やスピード感を重視したラバーを探している選手は一度この『V>01 シリーズ』を手にしてみてはどうだろうか。