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吉村和弘 全日学選抜優勝/インタビュー

更新日
賞状を持つ吉村和弘選手

第15回全日本学生選抜卓球選手権大会が11月23〜24日に日本ガイシスポーツプラザ第2競技場で行われ、アドバイザリースタッフの吉村和弘選手(愛知工業大)が優勝した。

男子シングルス

※以下、吉村和弘選手(愛知工業大)の全試合の結果

決勝
4(10,13,10,2)0 髙見真己(愛知工業大)
準決勝
4(9,8,6,-8,7)1 五十嵐史弥(早稲田大)
2回戦
4(3,8,9,7)0 硴塚将人(早稲田大)
1回戦
4(10,-8,13,-1,4,-7,7)3 松山祐季(愛知工業大)

予選リーグ

2-3
坂根翔大(関西大)
3-1
世古浩志(中京大)
3-0
佐藤悠樹(新潟大)
3-0
曲春阳(大阪経済法科大)

インタビュー

ーー全日学選抜を優勝した今の気持ちを教えてください。
(吉村)先月の全日学で悔しい思いをして、タイトルが取れていなかったですので、今回優勝できて安心しました。


ーー今大会を振り返って、苦しかった試合や一番印象に残った試合は。
(吉村)予選リーグで1回負けてメンタル的に崩れはしましたが、予選リーグを通過して、トーナメントの1回戦で対戦した松山選手は苦手で試合中に気持ちが崩れそうになったりもしたんですけど何とか勝つことができて、そのあとの試合への勢いがつきいい試合ができました。


ーー2018年は、ITTFワールドツアー香港オープンと2つ目のタイトルで、国際大会と学生の国内の大会では、「試合に挑むとき」・「優勝した時」気持ちとしてはどう違いますか。
(吉村)香港のワールドツアーは、優勝してみんな驚いたと思いますし、世界で戦うための優勝となったと思っております。国内の大会(今回の全日学選抜や全日学)は周りからの期待も感じていました。なので、価値観や気持ちの部分の違いはありますね。特に10月の全日学では緊張して食事も喉を通らない程だったので、その反省を活かして全日学選抜に挑むことができました。


ーーこの優勝で世界選手権の国内一次選考会への権利が得られましたが、選考会での目標は。
(吉村)一次選考会は上位の成績でないと二次選考会に進めないので、目標としては全勝して1位で二次選考会へ進むことです。今年はワールドツアーでも優勝しましたし、先日のオーストリアオープンでも林高遠(中国/WR4位(2018年11月発表))に勝ちましたので、本当に世界との差はほとんどないと思っていますので、来年(2019年)は世界選手権へ絶対に出場できるように、これからの選考会(一次、二次ともに)と1月の全日本選手権では結果にこだわって戦っていきたいと思います。


ーー1月には全日本選手権があり、既に32シードまでの組み合わせは決まり、これから吉村選手の組み合わせが決まってくると思いますが、意気込みを教えてください。
(吉村)いままでの全日本選手権はスーパーシードになると、その時の成績が良くないので、今回はスーパーシードが無いのでシードの選手より試合数は増えますがそれをプラスに考えています。


ーー今後の目標について、国内大会、国際大会についてそれぞれ教えてください。
(吉村)国内大会は、出場する大会すべて“一番上のランキング(優勝)”を目標にしています。国際大会は、予選リーグをすべて突破して、勢いだけがある選手ではなく、実力をつけて実績を残して且つ勢いのある選手になれるように頑張っていきたいです。また、一人でも多くの中国人選手に勝てるように日々練習に取り組んでいきたいと思います。

新生VICTASとして、「今の勝者を打ち破り、明日の勝者になる」をテーマに、更なる進化を目指す選手の支援や新たな才能の発掘といった活動を通じて、明日の勝者達の動向を発信していく。

吉村和弘選手 使用用具