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前田美優インタビュー ~結果で恩返しをしたい~

更新日
試合をしている前田美優選手

Tリーグ開幕戦が終わり、今週末にも第4戦がスタートする。
世界選手権代表経験があり、全日本選手権混合ダブルスで2連覇している実力者、前田美優選手が今何を思うのか、今後の目標についてインタビューを行いました。


ーーTリーグが開幕して率直な感想を教えてください

(前田)開幕戦は、演出がすごくて本当に卓球界の歴史が変わったんだなって感じて、観客も盛り上がっていました。自分はベンチスタートだったんですが日本生命レッドエルフの選手としてベンチに座れたことはすごく卓球していてよかったなと思った瞬間でしたし幸せなことだなって思いました。最初は緊張しましたし、試合は出ていないですけどベンチもすごい緊張感がありました。

ーーチームの雰囲気はいかがですか

(前田)日本生命レッドエルフは他のチームと比べて日本人の多いチームなので、すごく団結力のあるチームだと思いますし、コミュニケーションもよく取れていて良いチームだと思います。両国(開幕戦)では平野・早田がいて心強かったんですけど、そのあとは海外の試合などで時間が合わなくて試合に出られずに第2戦、第3戦は負けてしまったので、2人がいなくても勝てるチームになっていかないといけないなと思いました。

ーー自身のデビュー戦 第2戦 日本ペイントマレッツ戦(対松平選手)の心境を教えてください

(前田)日本ペイントマレッツは2人が海外の選手で2人が日本人だったので、日本人選手と当たったら絶対に勝ちにいこうと試合前にみんなで言っていました。そこで絶対勝たなきゃいけないっていうプレッシャーがあって1ゲーム目からすごく緊張してしまって自分の思ったプレーが最後までできなかったので、すごい悔しい結果になってしまったんですけど、次当たったら絶対勝ちたいと思います。

ーー第3戦 木下アビエル神奈川戦(対袁選手)の時はどうでしたか

(前田)前日に松平さんと試合をして試合の雰囲気や緊張感は慣れていて1ゲーム目からすごいいいプレーができました。試合内容は良かったんですけど、相手の方が1つ2つ上で競ったときに戦術を変えられたりしてしまったので、そこが相手の方が上だったなって思いました。

ーー観客やファンの方の印象はいかがですか

(前田)(木下アビエル神奈川の時は)ほとんどアウェイみたいな感じだったんです、石川さんへの応援がすごくて。でも日本生命レッドエルフを応援してくれるファンの方もたくさんいて、私たちもその応援のおかげで頑張れたところもありますし、もっともっとこれから観客が増えて試合もどんどん続いていくので、卓球を見に来てくれたらいいなって思います。

ーーTリーグでの目標について教えてください

(前田)チームとしては負け越しているんでけど、試合はまだ始まったばかりなので、気を落とさずに今回の課題を早く直して次につなげられたらいいなって思いますし、まだチームに貢献できていないので、出たときはしっかり1勝をあげたいですし、試合に出れない時は応援でサポートしてチームの勝利に貢献出来たらなって思います。

ーー自身の特徴は何ですか

(前田)私の卓球は前陣速攻型で、早い攻撃で早く仕掛けていく卓球なので、早いラリーを楽しんでもらえたらと思いますし、「かっこいい」って言われたいので得点した後のパフォーマンスにも注目してもらえたらなって思います。

ーー今後の目標についてお聞かせください

(前田)社会人になってからは、まだ個人戦でのタイトルを取れていないので全日本選手権や全日本社会人などで優勝することを目標に頑張っていきたいです。いつも応援してくださっている方に結果で恩返ししたいと思っています。

新生VICTASとして、「今の勝者を打ち破り、明日の勝者になる」をテーマに、更なる進化を目指す選手の支援や新たな才能の発掘といった活動を通じて、明日の勝者達の動向を発信していく。

前田美優選手 使用用具
  1. ラケット:koki niwa wood(丹羽孝希ウッド)
  2. ラバー(フォア面):V>15エキストラ