松平賢二、スーパーヴェンタスを語る!
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国内外で活躍し、2012年世界選手権の日本代表として団体銅メダルを獲得している
松平賢二(協和キリン/VICTASアドバイザリースタッフ)に、
『スーパーヴェンタス』を試打してもらい、率直な感想を聞いてみた。
合わせたラケットはTSPのベストセラーとして売れ続けている木材7枚合板の『スワット』だ。
「良い卓球ラバーは、ツッツキやナックル性の低いボールをドライブする時に思い通りの回転と弧線を描いてくれますが、
『スーパーヴェンタス』にはそれがありますね。
球持ちの良い『スワット』との相乗効果もあって、強くドライブしてもしっかりと弧線が出てコートに入ってくれました。
性能の低いラバーは、強く打球した時にラバー自体がボールを無駄に吸収してしまって、インパクトにロスが生じますが、
『スーパーヴェンタス』はそれがなく、強いスイングにも負けずに飛んでくれます。
安心感のあるラバーで、中級者だけではなくて上級者も使える性能を持っていると感じました」。
第一印象は上々のようだ。ラバーのシート表面について、松平選手には独特のこだわりがあると言う。
「ぼくの中で良いラバーのひとつの基準として、シートの輝きを重視しています。
輝きのある卓球ラバーはグリップ力が強く、回転が良くかかる傾向がある。
『スーパーヴェンタス』のシートは明るめの色味で輝きがありますよね。
これは好みのシートです。スポンジ硬度は47.5度とかなり硬めですが、柔らかいシートのおかげなのか、打った時に硬さを感じることはなく、むしろ扱いやすいですね。
それでも、強くインパクトした時に打球にひと押しが出て、威力が増してくれるのは、硬いスポンジのためなのかなと感じます。
今回、初めて『スーパーヴェンタス』を打ちましたが、想像以上の高性能で、正直驚いています」。
松平選手が打っても物足りなさを感じさせない『スーパーヴェンタス』。
ラバーに迷っている選手は、一度このラバーを手にしてみてはどうだろうか。