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【卓球 インカレ】第86回全日本大学総合卓球選手権大会 女子シングルスは森田彩音(中央大学)が涙の初優勝!

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優勝した森田選手

女子シングルスは森田彩音(中央大学)が涙の初優勝!

女子シングルスを制したのは森田彩音(中央大学)。前回大会は惜しくも決勝で敗れ準優勝、今大会には第1シードとして臨んだ。「(第1シードだと)向かってこられるので苦しい試合があると思って準備していた。どんな試合でも焦らないで自分のペースでやることが今回の自分のテーマ」と本人が語ったように、冷静な試合運びとお手本のようなフォームから繰り出す正確無比な両ハンドドライブを武器に勝ち進んだ。

決勝の「普段はあまり勝っていない」という山本笙子(中央大学)との同士討ちでは1-2とリードを許したものの、「最初の方は相手のペースにのまれた、何とか頭を使って工夫した。」とそこから4ゲームを連取し、見事逆転勝利。

「卓球を始めた時からお父さんと二人三脚でやっていて、(お父さんと)絶対全日学で優勝しようねと言っていたのでそれが果たせてよかったです」

決勝まで厳しい表情を崩さずに戦っていた森田だが、優勝が決まった瞬間には涙がこぼれた。

準優勝の山本笙子(中央大学)は田口(筑波大学)や梅村(中央大学)らを破り、決勝へ進出。変化が分かりづらい巻き込みサービスで相手を崩し、回転量が多く自在にコースを打ち分けられるバックハンドで得点を重ね、勝ち上がった。

ベスト4には5回戦で優勝候補の笹尾(早稲田大学)をフルゲームの末破ったサウスポーの松岡優香(東京富士大学)と安定感あるプレーで次々と接戦をものにした鎌田那美(早稲田大学)が入った。

準決勝

森田彩音(中央大学) 4 (5,5,5,-4,-5,4) 2 松岡優香(東京富士大学)
山本笙子(中央大学) 4 (3,14,8,7) 0 鎌田那美(早稲田大学)

決勝

森田彩音(中央大学) 4 (8,-9,-7,5,8,6) 2 山本笙子(中央大学)


ランキング(ベスト16まで)は以下の通り

優勝

森田彩音(中央大学)

準優勝

山本笙子(中央大学)

ベスト4

松岡優香(東京富士大学)

鎌田那美(早稲田大学)

ベスト8

鶴岡菜月(神戸松蔭大学)

岡崎日和(東洋大学)

梅村優香(中央大学)

三條裕紀(青山学院大学)

ベスト16

永道麻依加(専修大学)

朝田茉依(同志社大学)

平川咲(筑波大学)

笹尾明日香(早稲田大学)

田口瑛美子(筑波大学)

竹本朋世(淑徳大学)

奥下茜里(日本大学)

松本静香(愛知工業大学)