第53回全国中学校卓球大会が終了。
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8月19〜23日まで北海道苫小牧市で開催された第53回全国中学校卓球大会(全中)。
丹羽孝希選手(スヴェンソンホールディングス)の地元でもある苫小牧市で熱戦が繰り広げられた。
男子団体
- 優勝
- 野田学園(山口)
- 準優勝
- 中間東(福岡)
- 3位
- 明徳義塾(高知)、浜松修学舎(静岡)
決勝戦は前回優勝校の愛工大名電を破った野田学園と準決勝で明徳義塾との激戦を制した中間東との対戦となった。決勝戦、野田学園トップの岩井田選手が0-2の苦しい展開から逆転勝ち。2番は野田学園の渡辺選手が中間東の面田選手との打撃戦を3-2で制し、前半を2-0で折り返す。2台同時進行で行われた3・4番では野田学園4番の木村選手が先に勝利し、優勝が確定。3番の野田学園のダブルス大坪・中野ペアも勝利し、見事初優勝を決めた。
女子団体
- 優勝
- 四天王寺(大阪)
- 準優勝
- 貝塚二(大阪)
- 3位
- 山陽学園(岡山)、土佐女子(高知)
大阪勢対決となった女子団体決勝。トップの四天王寺の青木選手が貝塚二の樋浦選手のカットと攻撃をかわし、3-1で勝利。2番は四天王寺の髙森選手が貝塚二の竹谷選手との激しいラリー戦を3-1制した。3番の四天王寺のダブルスが新谷・植田ペアが貝塚二のダブルス三島・深山ペアを3-0のストレートで勝利し、見事優勝を決めた。
男子個人
- 優勝
- 松島輝空(星槎)
- 準優勝
- 渡部民人(星槎)
- 3位
- 吉山和希(愛工大名電)、齋藤俊太朗(明徳義塾)
決勝戦は第1シードで安定した試合展開をしてきた松島選手と今大会第2シードの吉山選手を3-1で勝利してきた渡部選手の対戦となった。両ハンドで積極的に攻撃していく渡部選手であったが、松島選手の技術力が上回り、3-1で松島選手の勝利。見事2連覇を達成した。
女子個人
- 優勝
- 面手凛(山陽学園)
- 準優勝
- 青木咲智(四天王寺)
- 3位
- 竹谷美涼(貝塚二)、日下部詩季(城南)
決勝戦は面手選手と青木選手の右シェーク両ハンド攻撃型同士の決勝戦となった。スタイルが似ている両者の激しいラリー戦となった。面手選手が2-0リード。3セット目も中盤までリードしていたが、青木選手が盛り返してセットカウント2-2となる。最後は面手選手が両ハンドで攻め切り、見事初優勝となった。