【2023年全日本卓球選手権】ハルナ&ユウナ、快勝の小塩姉妹がジュニア3回戦で勝利
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ジュニア女子3回戦
- 張本美和(木下アカデミー) 3、4、7 武田結奈(滋賀学園高)
- 狩野琴春(埼玉栄高) 8、4、8 藤田知子(四天王寺高)
- 首藤成美(希望が丘高) ー3、8、9、7 松島美空(京都カグヤライズ)
- 篠原夢空(香ヶ丘リベルテ高) 8、6、8 川山裕以奈(愛み大瑞穂高)
- 面手凛(山陽学園中) 5、6、9 熊田陽花(琉球レオフォルテJr)
- 小塩悠菜(星槎中) 5、5、4 林ひかる(富田高)
- 小塩遙菜(JOCエリートアカデミー/星槎) 1、6、7 古賀咲音(滋賀学園高)
- 松元菜音(Asiry Rumoi) ー6、9、6、7 伊藤七海(四天王寺高)
- 由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高) 7、ー9、5、6 島村果怜(横浜隼人中)
ジュニア女子は、スーパーシード勢が登場する3回戦が終了!
ともにスーパーシードで、この3回戦が今大会の初戦となった小塩遙菜と悠菜の小塩姉妹は、ともにストレート勝ちで4回戦(ベスト32)進出を決めた。
17歳の姉・遙菜はジュニア出場は今大会が最後。19年世界ジュニア準優勝など、この年代では世界でもトップクラスの実力者だが、全日本ジュニアでは2020年度大会の準優勝が最高成績。鋭く曲がる変化カットと、威力あるフォアドライブの反撃を武器にジュニア初優勝を狙う。
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妹・悠菜は、独特のグリップから放つフォア面表ソフトの強打と、安定した裏面打法を駆使するペン速攻型。ラリー戦での集中力は非常に高く、ミスのない攻守で相手を追い詰めていく。前回大会のジュニアは3回戦で敗れたが、今年は確実にステップアップしている。
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また、中学3年生の松元菜音(なのん)も実力者・伊藤(四天王寺高)を破って4回戦に進出する快進撃。小学生時代から卓球の基礎を教わった松下英司コーチの指導を受けるため、松下コーチが派遣された北海道留萌市に移住して腕を磨く15歳。昨年9月のパリ五輪代表選考会・福岡大会も経験し、まさに伸び盛りだ。
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大会最年少の小学3年生・松島は同じ左腕の首藤から1ゲームを先取するも、1ー3で敗れて今大会での戦いを終えた。試合後は「自分の目標は3勝だったので悔しい。(福原)愛ちゃんが小5でジュニアの決勝まで行っているので、来年は予選を通過してもっと勝てるようにしたい」と高い目標を述べた。
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