【2023年全日本卓球選手権】混合ダブルス4回戦、唯一ストレート勝ちの篠塚／木原。「練習できなくても自信はあった」（木原）

大会2日目の最終試合は、ベスト8を決定する混合ダブルス4回戦。
8試合のうち、唯一ストレートで勝利を収めたのは篠塚大登／木原美悠。「世界選手権個人戦のアジア大陸予選でも結構良いプレーができたし、その後は2日しか練習はできなかったけど、あまり練習できなくても自信はありました」と試合後に語った木原。「篠塚選手はミスが少ないので、本当に自分も良いプレーができるし、自分にも良い影響を与えてくれるパートナー」と1歳年上の篠塚に全幅の信頼を寄せた。

一方の篠塚も、試合後のリモート会見で「木原選手は台上が多彩なので、台上で仕掛けてあまくなったボールを自分が狙う展開が良いですね」とコメント。明日の準々決勝では、早くも張本／早田との世界代表ペア対決を迎える。「4人の中で私が唯一表ソフトを使っているので、それを生かしていろいろなことをしていきたい。張本選手のチキータや、ラリー中のボールをしっかり封じていきたい」（木原）。

その張本／早田は、小林／出澤に対して1ゲーム目を落とす苦しい展開。小林の強烈なチキータが何本も決まり、出澤の変化攻守が張本のミスを誘ったが、2ゲーム目の中盤からラリー戦で勝負する戦術に切り替えた張本／早田が逆転勝利を収めた。