【2023年全日本卓球選手権】ジュニア女子4回戦、小塩姉妹は完勝で揃ってベスト16進出
- 更新日
ジュニア女子4回戦
- 小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎) 10、10、2 大野沙蘭(石田卓球N+)
- 小塩悠菜(星槎中) 5、7、6 竹内伶(遊学館高)
ベスト16決定戦となるジュニア女子4回戦。小塩遥菜・悠菜の小塩姉妹はともに3回戦に続いてストレート勝ち。圧巻の強さで5回戦進出を決めた。姉・遥菜は後陣から何本でもロビングでしのいで反撃するなど、コートを広く使うプレーで有望株の大野に勝利。競り合いでの「あと1本」を許さなかった。妹・悠菜もラリー戦での集中力高く、フォア強打のみならず裏面での攻守でも高い安定感を見せている。
ふたりはこのまま勝ち進むと、明日の準決勝で対戦する組み合わせ。ジュニア準決勝の大舞台で姉妹対決が実現すれば、大きなニュースとなるだろう。続く5回戦で姉・遥菜は岩美百恵(徳増卓球クラブ)、妹・悠菜は今枝愛美(愛み大瑞穂高)と対戦する。
また、この4回戦ではカットの山室早矢の健闘も光った。中学生にして熊本県予選の一般シングルスを1位通過した実力者は、高校生を相手に安定感抜群のカットで守り抜き、ストレート勝ち。小塩遥菜とともに貴重なカット型として存在感を示している。
ジュニア女子4回戦
- 山室早矢(城山ひのくにJr) 10、5、8 村松愛菜(冨田高)