Tリーグ、新理事長に星野一郎氏が就任
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2020年7月8日、Tリーグは新体制に関するオンライン会見を行い、新理事長に星野一郎氏(公益財団法人日本卓球協会専務理事)が就任したことを発表。
また、前チェアマンである松下浩二氏、前理事の福原愛氏のアンバサダー就任も発表された。
会見では、星野新理事長から新理事9名の発表とこれまでの『Tリーグ3つの価値』を継承しながらも、Tリーグの更なるステップアップを目指すための方針として「5G」が発表された。
- 「Global」
- 海外放送配信権、 ワールドファイナル、 各国チームカップ戦、 e-sportsへの参戦
- 「Grouping」
- Tid(卓球愛好家)のデータベース化によるすそ野拡大、“する卓球”から“見る卓球”へ、ファンクラブ拡充
- 「Grow up」
- Tリーグコーチングライセンスの発行とコーチによる卓球クリニックの実施,チームと各地協会共催の卓球イベントの実施、各チーム下部組織としてのU6チーム拡充SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
- 「5th Generations」
- 5Gをはじめとした新技術を使った新たな展開
・中継映像の多様化とパーソナル化による映像ビジネスの拡大
・配信、 SNSなどにおける新たな広告手法の開発
・卓球技術解析のフィードバックによる選手強化への貢献
・スマートスタジアムによるベニュービジネスヘのトライ
- 「Governance」
- 協会、リーグのみならず卓球にかかわるメーカーをはじめとしたステークホルダーが、Tリーグの理念達成のために一丸となれる内部統制の取れた組織、体制づくり
星野新理事長は
「Tリーグの創世記を築いた松下元チェアマンのバトンをしっかり受けた。
コロナの影響でスポーツ界全体が危機の状況。この状況を打開し、発展するために卓球協会がかかわることでTリーグを次の段階へステップアップを目指す。
また今後のTリーグのロードマップについて、3rdシーズンの今期は予定通り11月開幕予定し、来シーズンからはチーム数を男女4チームから6チームに増やし、さら充実したシーズンを迎えたい。」と語っている。