インハイ男女ダブルスで王者が決定。篠塚/谷垣、大藤/横井が優勝
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大会4日目を迎えたインターハイ、今日は男女ダブルスで決勝が行われ、今大会最初の優勝が決まった。男女ダブルスの入賞ペアは下記のとおり。
男子ダブルス
優勝:篠塚大登/谷垣佑真(愛工大名電)
準優勝:濵田一輝/吉山僚一(愛工大名電)
3位:星優真/佐藤匠海(東山)、岡野俊介/鈴木颯(愛工大名電)
男子はベスト4に愛工大名電ペアが3組残る中、篠塚/谷垣が栄冠。同士討ちの決勝はチキータでの先手の奪い合いからカウンターの応酬。いかにチキータで先手を取るか、いかにサービスでそれを封じるかという1・2球目の攻防からラリーがスタートしていく。
濵田/吉山がゲームカウント2-1とリードした4ゲーム目に10-9とマッチポイントを握るも、篠塚/谷垣が追いつきジュースへ。11-10で再び濵田/吉山がマッチポイントも、ここでも決められずに篠塚/谷垣がこのゲームを奪って、優勝の行方は採取ゲームに持ち越される。第4ゲームを逆転で奪ったまま篠塚/谷垣が得点を重ねてマッチポイントを握ると、最後は篠塚が渾身のフォアカウンターを叩き込んでゲームセット。2度の窮地をしのいだ篠塚/谷垣がダブルスのタイトルを手にした。
女子ダブルス
優勝:大藤沙月/横井咲桜(四天王寺)
準優勝:菅澤柚花里/中森帆南(四天王寺)
3位:山﨑唯愛/直江杏(明誠)、枝廣愛/吉井亜紀(就実)
女子ダブルス決勝も男子と同じく同士討ち。快勝を続けて勝ち上がった大藤/横井に対し、菅澤/中森は準々決勝、決勝とフルゲームの末に逆転勝利で勝ち上がった。
1ゲーム目は菅澤/中森がコースをきっちり突いて先制するも、2ゲーム目は回転をかけたドライブで盛り返した大藤/横井が奪い、1-1のタイに戻す。3ゲーム目は菅澤/中森がリードするも、下げられてもしっかり回転をかけて返球する大藤/横井に対し、菅澤/中森にミスが出る。第3ゲームを奪った大藤/横井は第4ゲーム、7-9とリードされながらも激しいラリーを制して一気に逆転。最後は4本連取を決めて優勝をつかんだ。
大藤、横井は明日、学校対抗決勝を控えており、ともにシングルスでも有力候補。女子では久しぶりの3冠達成に期待がかかる。