男子学校対抗は、愛工大名電が5連覇を飾る
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インターハイも残すところあと2日。8月16日は男子学校対抗の決勝が行われ、愛工大名電が野田学園を振り切り、5連覇を達成した。
男子学校対抗決勝
愛工大名電 3-2 野田学園
○篠塚 -10、4、-9、2、6 徳田
○吉山 5、4、8 今泉
篠塚/谷垣 -11、-7、-7 徳田/芝○
浜田 3、-9、6、-8、-6 飯村○
○谷垣 8、5、4 芝
両チームともオーダーで逃げることはせず、エースを1番に起用。してオーダーはを組んだ。愛工大名電の篠塚が徳田を追いかける展開になったが、4ゲーム目以降は自分の展開で試合を進め、徳田の猛攻を抑えた。
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2番は2年の吉山が両ハンドドライブで今泉を一方的に攻めて快勝。これで名電が2-0として優勝に王手をかける。
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このまま名電が一気に勝負を決めるかと思われたが、野田学園が意地を見せる。3番のダブルスで徳田/芝がチキータから先手を奪うプレーで、前日に男子ダブルスで優勝した篠塚/谷垣とストレートで下した。
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4番は浜田と飯村。直前に行われていた男子シングルス5回戦で飯村が浜田を破っているが、この決勝でもフォアドライブの打ち合いで浜田を押し切り、シングルスに続いて金星をあげた。野田学園が2-2に追いつき、ラストにつなぐ。
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ラストは、名電はダブルスを落とした谷垣、野田学園はダブルスを取った芝。流れは野田学園に傾いていたが、谷垣は出足でその流れを断ち切る。芝の両サイドへのロングサービスをフルスイングのドライブで得点を重ね、ラリー戦でもフルスイングのドライブを連発。それがことごとく入り、芝につけ入る隙きを与えなかった。
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2年ぶりのインターハイ決勝は、高校生の青春の場にふさわしく、両チームを力を出し合う激闘の末、愛工大名電が勝利。プレッシャーの中で5連覇を達成した。
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