本文へ

女子学校対抗の準決勝が終了。決勝は四天王寺 vs 明徳義塾

更新日
相手のボールを打ち返す様子

インターハイ4日目の8月15日は女子学校対抗準決勝が行われ、四天王寺と明徳義塾が明日の決勝に勝ち進んだ。

女子学校対抗準決

四天王寺(大阪) 3-0 就実(岡山)

○菅澤 7、9、10 枝廣

○面田 7、4、4 世古

○大藤・横井 3、4、2 枝廣・吉井

四天王寺は就実に対して、オールストレート勝ちと圧倒。1番で菅澤が就実のエース・枝廣を破ると、2番の面田も重いドライブで世古を下す。ダブルスは大藤・横井が力の差を見せつけて快勝。8連覇を目指す王者の強さをまざまざと見せつけた。

面田選手
四天王寺の面田
枝廣選手
就実の枝廣

敗れた就実も選抜に続く3位は立派な成績だ。「四天王寺さんを倒すというのが最終的な目標でしたけど、こういう結果になってしまって指導力不足を感じました。3位という結果に関しては一生懸命頑張ってくれたかなと思います。

四天王寺さんの選手は1球1球の質がはすごく高くて、日頃から1球も無駄にできないような練習の意識が必要だなと実感しました。うちは枝廣、吉井という2人を中心にやっていて、選手は頑張ってくれたと思いますけど、3・4番手の底上げができれば、2人も楽にプレーできたのかなと思いました。そこが今後の課題ですね」(就実・安田監督)

明徳義塾(高知) 3-1 リベルテ(大阪)

 上澤茉 -10、-3、-11 赤江○

○青井 -6、3、10、1 由本

○青井・白山 9、-1、-9、6、9 赤江・司

○白山 10、11、-8、8 村上

大阪予選で四天王寺に敗れたリベルテ。近畿ブロック大会で優勝して学校対抗に出場し、準決勝まで勝ち上がってきた。一方の明徳義塾は学校対抗優勝経験のある伝統校。チーム戦で強さを発揮する選手が多く、この試合でもその伝統が発揮された。

明徳義塾は1番を落としたが、2番で青井が由本に打ち勝つと、両チームにとって勝負になるダブルスを競り勝ち、4番でエースの白山が村上との激しいラリー戦を制し、チームを勝利に導いた。

明徳義塾の青井選手
鍛え抜かれた強さを感じさせる明徳義塾の青井
ダブルスの試合
リベルテはダブルスを落としたのが痛かった

四天王寺と明徳義塾は今春の選抜準決勝でも対戦していて四天王寺が勝利を収めたが、白山と青井が力をつけてきているだけに、四天王寺にとっても気を抜けない相手になる。