全中女子シングルス、1年生・張本美和がV!
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●決勝
張本美和(川中島) -8,10,6,12 篠原夢空(貝塚二)
●準決勝
篠原夢空(貝塚二) -8,3,-5,7,8 竹谷美涼(貝塚二)
張本美和(川中島) 5,8,3 鈴木美咲(山陽学園)
●準々決勝
篠原夢空(貝塚二) 3-1 岩木仁香(横浜隼人)
竹谷美涼(貝塚二) 3-0 吉田一葉(玖珂)
鈴木美咲(山陽学園) 3-2 吉本はな(貝塚二)
張本美和(川中島) 3-2 上澤杏音(貝塚二)
全国中学校卓球大会、女子シングルスは1年生の張本美和(川中島)が初優勝を果たした。準々決勝・上澤杏音(貝塚二)との激戦を制して勝ち上がった張本は、同じく準決勝の竹谷美涼(貝塚二)との同士打ちの接戦を制して勝ち上がった篠原夢空(貝塚二)と決勝で対戦。一昨年の全日本カデット13歳以下決勝では篠原に軍配が上がっており、今回の対戦も序盤は篠原ペース。持ち味の両ハンドドライブ速攻で1ゲームを先制し、第2ゲームもゲームポイントを奪ったが、張本がそこから逆転。試合の流れは変わり、張本がパワフルかつ打球点の早い両ハンドドライブでグイグイ押して、一気に3ゲーム連取で試合を決めた。中学1年生とは思えない完成度と威力のあるプレーだった。
「1年生ということで立ち向かっていこうと思った。コロナで試合が少なく、力を試せる機会が減ったが、周りの方に励まされて頑張った。逆転勝ちが多かったのは、リードされて気持ちが楽になったからだと思う。五輪を見て兄が逆転勝ちが多かったので、似た試合ができたかも」(張本)
3位の竹谷美涼(貝塚二)はノーシードから勝ち上がる。1年生ながら落ち着いた試合ぶりを見せ、篠原との同士討ちとなった準決勝も好ゲームを見せた。同じく3位の鈴木美咲(山陽学園)もノーシードから勝ち上がる。準々決勝の吉本戦は大接戦でも集中を切らさずに乗り切った。