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全日学ダブルスは宮本・田原、岩越・笹尾が初優勝

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試合の様子

10月28~31日に埼玉・所沢市民体育館で開催されている「第87回全日本大学卓球総合選手権・個人の部」(全日学)。大会3日目(10月30日)にはダブルスの準決勝・決勝が行われ、男子は宮本春樹・田原彰悟(愛知工業大)が、女子は岩越帆香・笹尾明日香(早稲田大)が、それぞれ初優勝となった。

男子は、一昨年優勝で第1シードの木造勇人・田中佑汰(愛知工業大)が棄権する中で、愛知工業大と明治大の2ペアが4強に勝ち上がり、準決勝はいずれも愛知工業大vs明治大となった。西・菅沼(明治大)は中村・横谷(愛知工業大)にから執念の逆転勝利。一方、宮本・田原(愛知工業大)は、優勝最有力候補の宇田・戸上(明治大)に対して安定感で上回って競り勝つ。決勝では宮本・田原がラリー戦でのバツグンの強さを見せて、優勝を飾った。

相手のボールを打ち返す様子

女子は、準決勝の早稲田大対決を制した岩越・笹尾と、愛知工業大ペアを安定感のある攻守で下した専修大ペアが、決勝で対決。出澤のバックの変化と木村の安定感のあるドライブに、1ゲームを先取された岩越・笹尾だったが、コース取りの工夫と粘り強いラリーで競り合いを制し、うれしい初優勝となった。

ダブルスの試合の様子

男子ダブルス準決勝

西康洋・菅沼湧輝(明治大) -9、-7、6、7、7 中村光人・横谷晟(愛知工業大)
宮本春樹・田原彰悟(愛知工業大) 9、-9、10、8 宇田幸矢・戸上隼輔(明治大)

男子ダブルス決勝

宮本春樹・田原彰悟(愛知工業大) 7、-7、9、7 西康洋・菅沼湧輝(明治大)

女子ダブルス準決勝

岩越帆香・笹尾明日香(早稲田大) 7、8、5 黒野葵衣・中島彩希(早稲田大)
木村香純・出澤杏佳(専修大) 6、5、7 岡田琴菜・大川真実(愛知工業大)

女子ダブルス決勝

岩越帆香・笹尾明日香(早稲田大) -5、4、8、8 木村香純・出澤杏佳(専修大)

またシングルスは準々決勝まで行われて、ベスト4が決定した。明日(10月31日)の準決勝の対戦およびベスト8は以下のとおり。

男子準決勝の対戦

田原彰悟(愛知工業大)vs戸上隼輔(明治大)
横谷晟(愛知工業大)vs高見真己(愛知工業大)

男子ベスト8

遠藤碧人(専修大)、出雲卓斗(明治大)、小野寺翔平(中央大)、宇田幸矢(明治大)

女子準決勝の対戦

木村香純(専修大)vs岡田琴菜(愛知工業大)
黒野葵衣(早稲田大)vs中田玲奈(筑波大)

女子ベスト8

谷渡亜美(愛知工業大)、笹尾明日香(早稲田大)、大川真実(愛知工業大)、阿部里歩(國學院大)