【世界卓球(卓球世界選手権)2019】混合ダブルス、吉村真晴/石川佳純が3大会連続で決勝進出の快挙!
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混合ダブルス準決勝
- 許シン/劉詩ウェン(中国) 5、8、11、14 樊振東/丁寧(中国)
- 吉村真晴/石川佳純 9、6、6、ー5、6 フランチスカ/P.ゾルヤ(ドイツ)
吉村/石川ペア、ドイツペアに快勝して3大会連続決勝進出の快挙!
これまで長くペアを組んでいるとはいえ、張本智和の右手薬指の負傷により、急きょ今大会へのエントリーが決定した吉村/石川。ふたりのコンビネーションは、この準決勝で一気に完成度を高めてきた。吉村が台上からフォアのフリックで仕掛け、石川もチャンスボールは迷わずフォアドライブを振り抜く。吉村は試合後、「石川さんは気持ちを切り替えて、全力で戦ってくれた。プレーも良くなっていて、コンビネーションも昨日より数段上がっていた」とコメントした。
昨日の女子シングルス4回戦では、杜凱琹(香港)に最終ゲーム6ー1のリードから逆転を許した石川。昨夜は深夜の3時くらいまで眠ることができなかったというが、この混合ダブルス準決勝は「出足から絶対1ゲーム目を取って、先手を取っていこうと思っていた」と気迫あふれるプレー。「昨日は悔しい思いをしましたけど、今日は絶対崩れないぞと。そこは自分自身すごくプライドを持っていたので、良いプレーができてうれしいです」と笑顔で語った。
決勝の相手は許シン/劉詩ウェン。許シンが前陣でのカウンタードライブと、中・後陣での強烈に変化するパワードライブを連発し、劉詩ウェンが前陣で厳しくコースを突く。樊振東/丁寧を完封したこのペアこそ、中国最強の混合ペアだ。相手にとって不足なし。混合ダブルス決勝は26日の現地時間14時(日本時間21時)から行われる。
上写真は吉村/石川、下写真は許シン/劉詩ウェン。