ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 女子シングルス予選3回戦 結果
- 更新日
ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 女子シングルス予選3回戦が行われ、早田ひな、森さくら、木原美悠、長崎美柚が決勝トーナメント進出を決めた。
早田ひな 4-1 ツォンジエン(シンガポール)
幸先よく1ゲーム目を先取したが、相手の回転量の多いボールに対して、打ち急ぎのミスが出てしまい2ゲーム目を落とす。しかしそこから、「修正していつもの距離感で出来た」と語るようにフォアハンドのパワードライブに加え、バックハンドでもクロス、ストレート、ミドルへと打ち分け得点を重ねる。2-1リードの4ゲーム目、10-9の場面では横下回転のチキータで得点、5ゲーム目も6-10の場面からブロックを交えた冷静なプレーで6連続得点で逆転した。
「相手はバックの技術が多彩なので(フォアハンドは)ミドルやストレートに打つことが試合前重要だと思っていて、ストレートへミスする場面もあったんですが、勇気をもってコースを変えられたのが良かったです。決勝トーナメントでは自分らしいプレーが100%出せるように、また、たくさんの人に1試合でも多く見てもらえるように頑張りたいです。」
森さくら 4-2 劉馨尹(台湾)
昨日加藤美優を破った台湾の劉馨尹と対戦。
1,2ゲーム目を落とし嫌な流れになったが「巻き込みサーブでいこうと思っていたが、レシーブがうまかったので単純なサーブに変えた」と戦術変更がはまり、4ゲーム連取で見事逆転勝利。
安藤みなみ1-4 張瑞(中国)
各ゲーム競った展開になるもののゲーム終盤相手のパワーに押され、3ゲーム連取される。3球目のスマッシュ、バックの変化でミスを誘い4ゲーム目を取り返すも、5ゲーム目フォア側をうまく狙われ、1-4で敗れる。
木原美悠 4-0朱成竹(香港)
バックの緩くつなぐボールと上からたたくボールをうまく使い分け得点を重ねる。競り合いになった3ゲーム目もデュースの場面で、バックの連打、強気のフォアフリックで得点し、見事ストレートで勝利。
「相手のサーブが取りづらかったので、自分のサーブで得点することに集中した。決勝トーナメントでは自分の力を出し切って1戦1戦頑張りたい。」
長崎美柚 4-0 ぺルゲル(ハンガリー)
サウスポー対決となったこの試合は長崎がチキータ、打点の早いバックハンドで相手を後ろに下げ、主導権を握る。相手に流れを渡すことなくストレートで勝利。
また孫穎莎、武楊、顧玉婷(中国) 李皓晴(香港)ら実力者も決勝トーナメント進出を決めた。