ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 16歳、長崎美柚が世界ランク4位朱雨玲(中国)を破る金星!
- 更新日
女子シングルス1回戦が行われ、16歳、長崎美柚が世界ランク4位朱雨玲(中国)を破る金星を挙げた。
長崎美柚 4-1 朱雨玲(中国)
試合は序盤から、長崎のペースで進む。威力のあるチキータに加え、打点の高いバックハンドで朱雨玲の鉄壁の守備を打ち抜いていく。朱雨玲が長崎のバック側を避け、フォア側を狙ってきてもクロスには打たずミドル、ストレートに打ち分け、ペースを握らせない。
最後まで主導権を渡すことなく攻め切り、見事勝利した。
「苦しい場面がすごく多かったが、我慢して自分の卓球が出来たので勝つことができた。初めてトップ5の選手と試合をして、自分の技術が通用することを実感した。」
伊藤美誠 2-4 顧玉婷(中国)
一方、前回大会覇者の伊藤は初戦で姿を消した。
伊藤はサウスポーの顧玉婷に対してなかなか自分のペースを掴めない。顧玉婷は両サイドの厳しいコースとミドルをうまく使い分け、伊藤のスマッシュを封じる。
伊藤は5ゲーム目のマッチポイントを凌ぎ、6ゲーム目もリードする展開で流れを掴んだかと思われたが、終盤ミスが続き、最後は相手のボールがネットインで入ってしまい、まさかの初戦敗退となった。
日本勢では石川佳純、平野美宇、佐藤瞳、森さくら、長崎美柚の5名が1回戦を突破した。