ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 張本智和、丹羽孝希が1回戦で敗れる。
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男子シングルス1回戦が行われ、張本智和、丹羽孝希が1回戦で姿を消した。
張本智和 0-4 孫聞(中国)
前回大会、馬龍、張継科らを破り優勝した張本智和であったが、世界ランク599位 中国の孫聞に敗れ、まさかの1回戦敗退となった。
国際大会への出場が少ないため、世界ランクは低いものの、予選で吉村真晴を破り、そして張本智和をストレートで下した実力は本物であった。
孫聞の気迫と勢いに飲み込まれ、一度もペースを握れず、まさかのストレート負けとなった。
「相手のサーブが切れていて、強くチキータに行けなかった。相手のチキータがスピード重視ではなく回転重視のチキータで、そのボールに対して合わせて返すだけになってしまった」
丹羽孝希 2-4吉村和弘
今月の香港オープンでも1回戦で対決しており、その時は丹羽がストレートで勝利していた。
試合はサーブ、レシーブから吉村が攻め込み、丹羽が中陣でカウンター、ブロックでさばく展開に。吉村はストレートへのロングサービスを効果的に使い、丹羽のチキータを封じる。デュースの競った場面でも吉村が両ハンドで豪打を打ち込み、接戦を制した。
昨日、中国の劉丁碩を破った神巧也はカルデラノ(ブラジル)をゲームオールまで追い込んだが、競り負けた。
また、水谷隼と及川瑞基の日本人対決は及川が2-0とリードし、水谷を追い込むも、粘り強くラリーを制した水谷が逆転勝利。