ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 男子シングルス予選3回戦 結果
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ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 男子シングルス予選3回戦が行われ、大島祐哉、吉村和弘、吉田雅己、平野友樹、神巧也、及川瑞基が決勝トーナメント進出を決めた。
大島祐哉 4-1 CHOI Deokhwa(韓国)
韓国のカットマンCHOI Deokhwaとの対戦。大島は切れた低いカットもツッツキせず、フォアで持ち上げ、カットが甘くなったところを一発で仕留める。相手の攻撃もブロック、カウンターで落ち着いて対応し、3ゲーム連取。4ゲーム目こそミスが増え奪われたものの集中力の高いプレーで5ゲーム目を取り、勝利。
平野友樹 4-1 アポロニア(ポルトガル)
去年のTT彩たまチームメイト同士の1戦は、平野が質の高い三球目攻撃と素早いフットワークで相手を下がらせ得点を重ねる。アポロニアも堅いブロックで3ゲーム目を逆転で奪うものの最後は平野が打ち抜き、4-1で勝利した。
吉田雅己 4-0 邱党(ドイツ)
吉田が1ゲーム目を先取したが、2セット目は序盤に点差を離される展開に。しかしそこから質の高いサーブ、レシーブからの攻撃で一気に逆転。流れをつかんだ吉田のカウンタードライブ、回り込みドライブが次々と決まり、ストレートで勝利した。
吉村和弘 4-2 朴康賢(韓国)
お互いセットを取り合い2-2-で迎えた5ゲーム目、吉村が9-10とリードされた場面でストレートへのチキータレシーブでノータッチ、10-10では三球目でクロスへの一撃バックハンド、ゲームポイントはバックサイドへのチキータで得点。勢いのままに6ゲーム目も奪い、接戦を制した。
神巧也 4-2 劉丁碩(中国)
神巧也 「序盤は冷静に戦おうと思っていたが、徐々に乗ってきた」と語った神は、1-2とリードされた4ゲーム目をデュースで奪うと一気にエンジン全開のプレー。「相手はバックが強く、早いラリーになると分が悪いのでわざとゆっくりとしたボールを送った」と語るように、フォア対フォアの大きな展開のラリーに持ち込み、得点を重ねる。最後まで流れを渡さず、見事4-2で勝利した。 「僕のことを応援してくれてるファンの為に相手が中国人であっても『負けてたまるか』という気持ちで戦った。これまでは中国選手やトップ選手に対して、委縮してしまうところがあった。今はその人達に勝たないと自分も生活していけないし、上に行けない。強い選手と当たった時も名前負けや恐怖心がない。気持ちの面でのフィルターが取り外せた。」
及川瑞基 4-2 張煜東(中国)
及川が2ゲーム連取し、2-0とりーどするも徐々に張のパワードライブが炸裂し、2-2のタイになる。しかしそこから及川の高い打点での三球目攻撃やラリーの中で相手に強く打たせないコース取りで得点を重ね、再びリードを奪う。マッチポイントもバック対バックの展開からフォアに振られたところをストレートカウンターで決め、見事勝利した。