ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 北海道出身の佐藤瞳が地元の大声援を受け、リオ五輪金メダリストの丁寧を撃破!
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女子シングルス2回戦が行われ、北海道出身の佐藤瞳が地元の大声援を受け、リオ五輪金メダリストの丁寧を撃破!
佐藤瞳 4-2 丁寧
第1ゲームは佐藤が先取するものの、第2,第3ゲームは丁寧の強打に押され、あっさりと落としてしまう。しかし、「相手のエースボールがそれほど苦にならなかった」と語るように第4ゲーム以降、佐藤が丁寧の強打をカット、カーブロング、ロビングでことごとく返球する。
どれだけ打ちこまれても返球する佐藤のプレーにさすがの丁寧もかなり消耗している表情を浮かべる。

「勝てそうで勝てない試合が今まで何度もあり、かなり勝ちを意識した。とにかく足を止めないこと、考えすぎないことを気を付けた」と語るように最後まで佐藤の鉄壁の守備は崩れず、最後は丁寧のドライブがネットにあたってオーバーし、見事にベスト8進出を決めた。


試合後に佐藤は「今まででお世話になった方々であったり、一緒に戦ってきたチームメイトの声援が聞こえてきて、すごく力になった。五輪につながるT2ダイヤモンドへの出場権をかけたカタールオープン、中国オープンであと1本が取れず、勝ちきれなかったことに悔いが残っていて、今日は後悔しないように最後の1本まで勝ちに向かって戦えた」語った。
悔しさをバネに、そして地元の大声援を力にして、鉄壁の守備でリオ五輪金メダリストの丁寧を撃破した佐藤。
明日の準々決勝では朱雨玲を破り、勢いに乗る長崎に4-1で勝利した平野美宇と激突する。



