ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯・札幌大会 水谷が梁靖崑、吉村が樊振東に敗れ、2回戦で日本男子は全滅
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男子シングルス2回戦が行われ、水谷が梁靖崑、吉村が樊振東に敗れ、2回戦で日本男子は全滅という結果に終わった。
水谷隼 2-4梁靖崑(中国)
序盤、水谷は縦回転系のサービスで先手を取り、ラリーになっても下がらず安定した両ハンドドライブで2ゲームを連取する。しかし「4ゲーム目を取れなかったのが敗因」と水谷が語るように、第4ゲームを14-16、第5ゲームを10-12と競り合いになったセットを続けて奪われたのが響き、ゲームカウント2-4で敗戦。準々決勝進出はならなかった。
試合後、「勝つチャンスはすごくあっただけに悔しい敗戦。最初から最後まで自分が攻めた時にミスが多くて、それが響いてしまった。(ワールドツアー3連戦を終えて)最悪の結果ではなかったが、最低限の結果しか残せなかった。体がきつくなってきている部分もあるのでしっかり調整したい。」と語った。
吉村和弘 0-4 樊振東(中国)
世界ランキング1位の樊振東と対戦した吉村。切れ味鋭いバックハンドを見せるも、樊振東の質の高い台上プレー、堅いブロックに対してなかなか得点を奪えず、ストレートでの敗戦。
林高遠(中国)と林昀儒(台湾)の試合は高速のバック対バックのラリーの応酬に。2-0と林高遠がリードするものの、第3ゲームを21-19で林昀儒が奪うとそこから勢いに乗り4ゲーム連取。見事な逆転勝ちを収めた。
馬龍(中国)は鄭栄植(韓国)の素晴らしいストレートへのドライブ、カウンタードライブに苦しめられ、ゲームカウント2-3の第6ゲームもデュースまで追いつめられる。しかしそこから丁寧な台上プレー、ミドルへのドライブで見事逆転勝利。