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苦戦の日本勢、ダブルスは快調にベスト16進出

更新日
日本ダブルスペアが試合をする姿

混合ダブルス2回戦

張本智和/早田ひな −4、5、−7、6、5 宇田幸矢/芝田沙季

女子ダブルス2回戦

平野美宇/石川佳純 12、8、6 スッチ/ポルカノバ(ルーマニア/オーストリア)
早田ひな/伊藤美誠 9、7、1 陳思羽/李昱諄(チャイニーズタイペイ)

男子ダブルス2回戦

宇田幸矢/戸上隼輔 5、8、6 デヴォ/オラー(ベルギー/フィンランド)
張本智和/森薗政崇 12、7、4 アルト/シフエンテス(アルゼンチン)

昨日の大会2日目は、男子シングルスで苦戦が続いた日本チーム。しかし、ダブルス3種目は快調だ。大会3日目の初戦、同士討ちの混合ダブルスはゲームオールまでもつれたが、続く4試合はいずれも日本がストレート勝ち。「感謝祭(サンクスギビングデー)」の休日で、多くの観客が訪れている会場をわかせている。

アジア選手権優勝の宇田/戸上(上写真)は、ヨーロッパの長身ペアを寄せ付けずにストレート勝ち。左肩を傷めている宇田だが、「昨日試合がなかったのでしっかりケアすることができて、今日は痛みも引いてきたし、得意のフォアハンドが出せるようになってきた」と復調に手応えを感じている。パートナーの戸上は「メダルまでは必ず勝てると思っているし、決勝を見据えて頑張りたい。目標は優勝です」と力強く語った。一度打ち始めたら、相手に主導権を渡さない連続攻撃がふたりの強みだ。

続く男子ダブルス3回戦は、宇田/戸上と張本/森薗のチームメイト対決。練習試合では宇田/戸上が全勝しているというが、「挑戦者のつもりで戦うだけ」(森薗)という張本/森薗にも、向かっていける強みがある。見ごたえある打撃戦が展開されるだろう。

張本/森薗ペアが試合をする様子
まだまだコンビネーションは発展途上の張本/森薗だが、ダブルス巧者の森薗がうまくアシスト