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女子団体で香港が4強。男子ベスト8決定は激戦の連続

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歓喜に沸くブラジルの選手たち
歓喜に沸くブラジルの選手たち

女子団体準々決勝

香港 3−0 ルーマニア

○李皓晴 9、5、−10、9 サマラ
○杜凱琹 −3、4、6、−9、9 スッチ
○蘇慧音 10、4、4 モンテイロ−ドデアン

男子団体・決勝トーナメント1回戦(ベスト8決定戦)

スウェーデン 3−2 チャイニーズタイペイ

○M.カールソン 13、7、9 荘智淵
○K.カールソン 8、12、9 陳建安
 Jon.パーソン 6、−9、9、−8、−4 林昀儒○
 K.カールソン 7、−10、−5、−11 荘智淵○
○M.カールソン 8、11、−10、8 陳建安

オーストリア 3−2 ポルトガル

 ガルドス −8、11、−9、−10 アポロニア○
 フェガール −8、7、−6、−7 フレイタス○
○Da.ハベソーン 10、9、5 モンテイロ
○フェガール 9、3、9 アポロニア
○ガルドス 5、5、−4、9 フレイタス

ブラジル 3−2 クロアチア

 ツボイ −6、−7、12、−9 ガチーナ○
○カルデラノ 9、−8、9、6 プツァル
 ジョウティ −8、8、−4、6、−7 コジッチ○
○カルデラノ −6、5、8、−7、3 ガチーナ
○ツボイ −9、−8、10、7、9 プツァル

大会第5日目、女子団体準々決勝の日本対ウクライナ、男子団体・決勝トーナメント1回戦の日本対香港の後に4試合が行われた。結果は上記のとおり。
女子団体準々決勝の最後のひと試合は、欧州の最後の希望であるルーマニアを、香港が完封。ルーマニアは2番スッチが杜凱琹との若手エース対決で、最後まで競り合ったが、最終ゲーム9−10から杜凱琹のフリックがネットインになって惜敗。それでも感情を抑え、勝者の杜凱琹を讃えたスッチは立派だった。

そしてベスト8決定戦である男子団体・決勝トーナメント1回戦は、いずれも3−2。地元スウェーデンは、ラストのM.カールソンが3ゲーム目9−5と「勝利まであと2点」のところから逆転され、4ゲーム目も6−1から7−8と逆転されたが、最後は根性のバックドライブとブロックでしのぎきった。オーストリアはポルトガルに対し、前半で0−2のビハインドから大逆転。団体戦になると不思議に強いオーストリア。守備的なスタイルの4番フェガールが、強引なパワードライブでアポロニアの堅守を打ち抜いた一戦が印象的だった。

深夜23時を回る熱戦となったのはブラジル対クロアチア。カルデラノが長身のプツァル、ガチーナとの打撃戦を制して2点を挙げ、ラストのツボイが0−2の劣勢から、折れそうな心を必死で奮い立たせ、逆転勝ちした。フォアハンド主体で、バックハンドは攻撃力・守備力ともに低いツボイだが、最後はバックハンドでも勝負していた。

ルーマニアのスッチ選手
ルーマニアのスッチ