【国際大会】JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 開催発表 記者会見
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11月5日より東京体育館で行われるJA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 開催発表会見が味の素ナショナルトレーニングセンターで行われました。
藤重貞慶(公益財団法人日本卓球協会 会長)
「みなさんご承知の通り、日本代表選手は世界各地で大活躍を続けております。監督、コーチ、スタッフ等の関係者が強化策を着実に実行しており、そこに選手の努力が実って成果につながっているという風に思っております。こうした中、今年11月6日から5日間にわたり、JA全農2019ITTFチームワールドカップ東京大会が東京体育館で開催されます。前回2018年2月、ロンドンで開催されましたチームワールドカップでは日本は男女そろって銀メダルを獲得いたしました。今回も中国をはじめ、アジア、ヨーロッパの強豪国がひしめく中で厳しい戦いになるとは思いますが、男女とも金メダルを目指して戦い、勝ち抜いてほしいと思っています。チームワールドカップの日本開催は1990年第1回東京大会以来、実に29年ぶりの開催となります。卓球が国民的な人気スポーツとして注目を浴びている中、日本選手の活躍で日本中が大いに盛り上がるということが期待されます。また全国の卓球ファンの熱い応援を期待したいと思います。」
神出元一(全国農業協同組合連合会 代表理事理事長)
「全農は2011年、卓球日本代表のオフィシャルスポンサーに初めてなりました。それ以降、9年間にわたって日本代表選手の皆さんを日本の「食」で応援しようということで協賛をしてまいりました。また毎年1月に開催されます全日本選手権をはじめ、ワールドカップ、ワールドツアー、こういった海外の国際大会にも協賛をしてまいりました。こうしたご縁もあって、今年の11月に開催されますチームワールドカップ東京大会に特別協賛をさせて頂くことになりました。秋の大会では日本選手を「食」で応援していくことはもちろんでありますが、海外から来られる各国の選手のみなさん、世界中から応援に来られるお客様をしっかり日本の「食」でおもてなしをしていこうという風にいろんな企画を考えています。」
倉嶋洋介(男子日本代表監督)
「男子につきましては前回大会、初めての決勝進出を果たしました。今回は日本開催ということでそれを上回る結果を残したいと思っております。今大会の団体戦は新しい方式となります。ダブルスが1番となり、このダブルスが団体戦においては鍵を握ってくるのではないかと思っています。その辺りの強化をしっかりとして、そして選手の選出も考えながら、努力の方も積み上げていきたいという風に思っております。」
馬場美香(女子日本代表監督)
「今回の目標は、前回銀メダルでしたので打倒中国を目指して金メダルを獲得できるように選手と監督と一丸となって頑張っていきたいと思っています。選手はベストメンバーで1番いい状態で戦わせるように頑張ります。」
石川佳純
「地元で団体戦の世界大会を戦うのは2014年の世界選手権以来になるので、自分自身すごく楽しみですし、来年に向けて日本で試合ができるというのはすごく自分にとっても大きな経験になると思うので出場できるように頑張って、そこで良いプレーをしたいなと思っています。
前回のロンドン大会では初めてキャプテンをさせて頂いて、自分にとってすごく大きな勉強になりましたし、成長させてもらえるきっかけを頂いたかなと思っています。今回も出場することができればたぶん最年長になると思うのでその中で自分自身まずはプレーで最高のプレーができるように、そしてチームワークもすごくいいチームワークをもって戦えることができるようにしたいなと思います。
(今大会金メダルを獲得するために日本チームとして必要になってくることは)
自分自身のレベルアップをすることと、やっぱり団体戦なのでチームワークだったり、勢いだったりがすごく大事になると思いますし、5ゲームマッチなので先手必勝かなという風に思います。
オリンピックの半年前にこうして日本で団体戦を戦うことができて、出場できればすごくうれしく思いますし、すごくいい緊張感の中でオリンピックに向けて、そこでいろんな課題や収穫があると思うのでまずは出場できるようにしっかり頑張りたいと思います。」
張本智和
「地元での世界大会は自分は初めての経験になるんですが、まずは出場を目指して頑張って、もし出ることができれば全力でプレーして、金メダルを取れるように頑張りたいと思います。
前回、自分は初めての団体戦で先輩方に引っ張ってもらって、自分はプレーするのが精いっぱいでなかなか勝てなかったんですが、今大会出場できれば自分がチームを引っ張っていけるように頑張っていきたいと思います。
(今大会金メダルを獲得するために日本チームとして必要になってくることは)
先程監督が言っていたように、1番がダブルスでそこを取れるか取れないかで2番以降に大きな影響があると思うので、ダブルスをとるというのが鍵になるんじゃないかなと思います。
大会の半年後にオリンピックがありますが、チームワールドカップで金メダルを取るというのも1つの大きな目標なので、この大会で金メダルを取ることだけを考えて大会に臨みたいと思います。」