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伊藤/早田は準優勝。男子ダブルスでスウェーデンが30年ぶりの戴冠

更新日
伊藤選手、早田選手

女子ダブルス決勝

孫穎莎/王曼ユ(日+立)(中国) 9、7、8 伊藤美誠/早田ひな

男子ダブルス決勝

K.カールソン/ファルク(スウェーデン) 8、13、-11、10 張禹珍/林鐘勲(韓国)

女子ダブルス決勝、前回大会決勝のリベンジを狙った伊藤/早田はまたも孫穎莎/王曼ユに敗れ、準優勝…!

試合後、「1ゲーム目が勝負だった」と口を揃えた伊藤と早田。9−8のリードから3点連取を許して1ゲームを先取されると、中国ペアが次第に本領を発揮。「相手に余裕が出てきて、自分たちの待っていないコースを突かれたり、逆を突かれたり、どんどん自分たちのプレーができなくなった」と試合後の早田。

伊藤も「1ゲーム目を落として、気持ちを切り替えて頑張ろうと思ったけど、自分たちのペースが取り戻せなかった」とコメントした。フォアに離してからバックを突いても、正確で威力のあるバックドライブで返してくる中国ペアに、なかなか攻略のポイントを見いだせなかった。「中国ペア(銭天一/陳夢)に勝って決勝に上がれたけど、孫穎莎と王曼ユに勝たないとまだまだ負われない。負けた後にそういう気持ちがでてきました」(伊藤)と次なる大舞台でのリベンジを目指す。

伊藤/早田ペアが試合をする様子
伊藤/早田は健闘するも、再び同年代の中国のライバルペアに敗れた

1989年のドルトムント大会以来、実に32年ぶりに中国勢不在の決勝となった男子ダブルスは、長くペアを組むK.カールソン/ファルクが初優勝。91年千葉大会のP.カールソン/フォン・シェーレ以来となる男子ダブルスのタイトルをスウェーデンにもたらした。

両腕を上げるK.カールソンとファルク
スウェーデンに30年ぶりのタイトルをもたらしたK.カールソン(左)/ファルク