世界ランキング1位・樊振東が悲願の頂点に立つ
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男子シングルス決勝
樊振東(中国) 8、9、7、8 モーレゴード(スウェーデン)
男子シングルス決勝は、樊振東が個人戦5回目の出場で念願の初優勝!
接戦の連続を制して勝ち上がってきた北欧の鬼才、モーレゴード。決勝でも随所に切れ味鋭いパワードライブやカウンターを見せたが、普通の選手なら決まっているボールが樊振東からは1本、2本と返ってくる。守備の安定性や台上のバリエーションも、やはり樊振東が一枚、二枚上手だった。モーレゴードとしては5-2とリードした2ゲーム目を奪い、試合を五分に戻したかった。
まだ24歳だが、世界選手権個人戦には2013パリ大会から出場している樊振東。今大会が5回目の出場で、ついに頂点に立った。中国男子は東京五輪で「馬龍時代」が終わり、これからは「樊振東時代」が幕を開けようとしている。