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会場に衝撃!韓国と北朝鮮の女子チームが統一チームを結成

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記念撮影を行う韓国と北朝鮮の選手たち
試合を行わずに整列して記念撮影を行う両国の選手たち

朝10時開始の女子団体準々決勝。韓国対北朝鮮の「南北対決」に注目が集まったが、コートに入った両チームの選手たちはコートで記念撮影を行った後、コートを去った。会場では「韓国と北朝鮮は試合を行わず、統一チームを結成して準決勝を戦う」ことがアナウンスされ、ITTF(国際卓球連盟)からも同様の内容についてプレスリリースが流された。

日本女子チームは準々決勝でウクライナに勝利すると、準決勝でこの統一「コリア」チームと対戦。統一コリアの結成は91年千葉大会以来だが、その時は故・荻村伊智朗ITTF会長(当時)の尽力により、大会前から両国の選手が合同合宿を行い、大会に臨んだ。大会の最中、しかも本来なら対戦するはずだった両チームが戦うことなく統一チームを結成し、次のラウンドに進むというのは「超」がつくほどの特例だ。ITTFは今日の午後3時(現地時間)から会見を行う予定だ。