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予選リーグを戦い終えた張本智和。「点数は70点くらい」

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試合をしている張本智和選手

初の世界団体出場、14歳の張本智和は予選グループを4勝1敗で終えた。倉嶋洋介監督は「各国のレジェンドと言えるベテラン選手をなぎ倒してきて、少しずつ成長しているかなと思います」とコメント。イングランド戦ではピチフォードに痛恨の敗戦を喫したが、タイペイ戦では荘智淵、シンガポール戦ではガオ・ニンを撃破した。
張本の試合後のコメントは以下のとおり。中国語でも取材が受けられる張本は、中国のメディアからも引っ張りだこ。今日も中国メディアの取材を受け、先輩の水谷・大島がミックスゾーンを抜けた後、ひとり遅れての登場となった。

張本智和のシンガポール戦後のコメント

「予選リーグの中では一番プレーが良かったと思います。試合前のバック対バックの練習の時に結構球が合っていたので、いけそうだなという感じがありました。今日はフォアも振れてきていた。グループリーグでは、まず5試合全部出させてもらったのは良かったし、4勝1敗と勝ち越すことができたけど、痛い1敗もあった。良かったと言えるグループリーグではなかった。大会前から全勝したかったので、イングランド戦で負けたのは悔しかったですけど、そのぶん昨日と今日はプレッシャーも感じずに動けた。

団体戦の点数は70点くらいです。20点は負けたこと、残り10点は1試合完ぺき、という試合がなかった。ドライブが良い時は台上が少し雑になったりした。全部完ぺきなら100点のプレーができる。ドローでは中国のところに入る可能性もありますが、どんな相手でも自分のバックを生かしてから、フォアで攻められるようにしたい。イングランド戦は勝ちたすぎて空回りしてしまったけど、自分のプレーを出せれば良い試合ができるので、あまり考えすぎずに戦いたい」