熱戦を制した日本男子に続いてグループリーグ第2戦に挑んだ日本女子はポーランドと対戦。1番・伊藤美誠、2番・佐藤瞳、3番・長崎美柚というオーダーで第1戦のスロバキア戦に続きストレートで勝利を収めた。

1番に出場した伊藤美誠は貫禄のストレート勝利。自らのミスに表情を歪める場面もあったが、これからの試合に向けてプレーの精度確かめるような試合運びでA.ヴェグジンに力の差を見せつけるような戦いで圧勝を収めて、日本がまずは先制点。

第1戦ではベンチを温めた佐藤が登場。両ハンド粘るK.ヴェグジンに対して点数では競り合うものの、要所できっちりと得点を奪い、伊藤に続いてストレート勝ち。攻守にわたって余裕を感じさせる戦いぶりで日本が早々にグループリーグ2連勝に王手をかけた。

3番に起用されたのは一昨日のスロバキア戦に続いて長崎。多彩なサービスから厳しい両ハンドを打ち込んで圧勝を収めたスロバキア戦のハイライトのようなプレーで、今日の試合も相手を圧倒。5点、3点、4点と相手にまったく自分の卓球をさせず、完勝で日本のグループリーグ2連勝を決めた。

明日も日本時間20時から試合に臨む日本女子。グループリーグ第3戦の相手はハンガリーだが、実力的には日本と差がある。グループリーグ1、2戦とベンチで戦況を見守った早田ひなもそろそろ出番があるはずだ。勝負の決勝トーナメントへ向けてグループリーグ残り2試合も相手を圧倒するような戦いに期待したい。