日本女子、今宵も3-0勝利で3連勝。早田ひなが今大会初出場
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昨日、ポーランドを下してグループリーグ2連勝を飾った日本女子。ハンガリーとのグループリーグ第3戦では、ここまで唯一出番のなかった早田ひなを2番で起用。その早田が相手エースのマダラシュを破る活躍もあり、3戦連続となる3-0勝利でグループリーグ3連勝を決めた。
女子グループリーグ第3戦
〈日本 3-0 ハンガリー〉
○伊藤 -10、5、5、6 ダリ
○早田 -5、3、5、4 マダラシュ
○佐藤 6、4、8 ハートブリッヒ
ポーランド戦に続き、1番に起用された伊藤美誠は照明や台のバウンドにナーバスになっている様子で1ゲーム目を奪われるスタート。それでも2ゲーム目以降は苦しみながらも多彩な得点パターンでダリを翻弄。自己評価は「30点」と厳しい内容だったが、まずは伊藤が日本に先制点をもたらした。
2番では、グループリーグ第1、2戦とベンチを温めた世界ランキング5位の早田が登場。相手エース・マダラシュの回転量の多いドライブに押され、サービス・レシーブでもなかなか主導権を奪えずに1ゲーム目を落とす。それでも2ゲーム目からはしっかりと対応。厳しいサービス・レシーブで先手を封じながら、打ち合いでも得点を奪うなど、徐々に持ち味を発揮し3ゲームを連取して勝負あり。出足こそもたついたが、世界ランキング5位の実力を見せた早田の勝利で日本がグループリーグ3連勝に王手をかけた。
勝利まであと1勝に迫った日本は、佐藤瞳がハートブリッヒをシャットアウト。中盤で一気に引き離して1ゲーム目を奪うと、2ゲーム目はカットの変化で相手を翻弄。サービスもおもしろいように効き、終始余裕を感じさせる試合運びを見せた佐藤がストレートで勝利し、日本がグループリーグ3連勝を決めた。
これでグループリーグ突破が決まった日本、明日はウズベキスタンと対戦。ウズベキスタンはチームランキング52位と実力差のある相手だが、グループリーグ最終戦をきっちりと勝ち切って決勝トーナメントへ弾みをつけたい。