立ちはだかった守護神ハン・イン。ドイツ女子、プエルトリコを下して8強
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女子決勝トーナメント1回戦では欧州の女王ドイツと、今大会勢いに乗るプエルトリコが対戦。トップでアドリアナ・ディアスがミッテルハムとのラリー戦を制し、「波乱再び?」と思わせたが、そこに立ちはだかったのがドイツの守護神、ハン・インだ。2番でディアス姉妹の姉であるメラニー・ディアス、4番でアドリアナ・ディアスを全く寄せ付けずに完勝。ドイツを準々決勝へと導いた。
ハン・インのカットとツッツキは、鉄壁といえる安定性と変化を兼ね備えている。ミスを恐れた相手がつないでくれば、すかさず前に出て両ハンドの強打を叩き込む。どちらの試合も一方的な内容で、プエルトリコの勢いを完全に止めた。3番で勝利したいぶし銀の右ペン表、シャン・シャオナも健在だ。ドイツ女子は続く準々決勝で、ルーマニア対香港の勝者と対戦する。
男子決勝トーナメント1回戦では、韓国がポーランドに完勝。今大会、主力が出場しないチームも多い中、エースの張禹珍を筆頭にベストメンバーで臨んでいる韓国。ポーランド戦ではその張禹珍が、高速フットワークから一撃必殺のパワードライブを炸裂させ、粘るレジムスキをストレートで制した。地元・中国の有力な対抗馬になりそうだ。
女子決勝トーナメント1回戦
〈ドイツ 3ー1 プエルトリコ〉
ミッテルハム ー6、7、ー7、8、ー4 A.ディアス○
○ハン・イン 2、3、6 M.ディアス
○シャン・シャオナ 8、ー10、6、3 リオス
○ハン・イン 1、1、5 A.ディアス
〈シンガポール 3ー1 チェコ〉
ジョウ・ジンイ ー8、9、ー6、ー9 マテロバ○
○ツォン・ジェン 10、9、9 トマノフスカ
○ウォン・シンルー 7、12、7 セブチコバ
○ツォン・ジェン 6、4、7 マテロバ
男子決勝トーナメント1回戦
〈韓国 3ー0 ポーランド〉
○趙勝敏 8、9、8 クルチツキ
○張禹珍 8、2、11 レジムスキ
○趙大成 8、13、10 クビク
〈香港 3ー0 エジプト〉
○呉柏男 3、7、8 エル−ベイアリ
○黄鎮廷 5、10、9 アブデル−アジズ
○林兆恒 ー11、4、3、ー8、7 マグディ