女子団体準々決勝、ドイツとチャイニーズタイペイが劇的な勝利を上げてメダル獲得を決める
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女子は準々決勝の2試合が行われ、ドイツが香港を3-2、チャイニーズタイペイがシンガポールを3-2で破り、それぞれ銅メダル以上を確定させた。
ハン・イン、シャン・シャオナという中国帰化選手とミッテルハムで臨んだドイツは、1、2番と落としてあとがなくなる。しかし、3番でシャン・シャオナが李皓晴に競り勝つと流れはドイツへ。最後は両ハンドドライブに威力があるミッテルハムが蘇慧音を打ち砕して、輪になって喜びあった。
女子決勝トーナメント準々決勝
〈ドイツ 3-2 香港〉
ハン・イン 7、-1、-9、-14 蘇慧音◯
ミッテルハム -3、-5、13、-5 朱成竹◯
◯シャン・シャオナ 11、-5、10、14 李皓晴
◯ハン・イン 6、3、8 朱成竹
◯ミッテルハム -9、11、5、5 蘇慧音
もうひとつの準々決勝も両チームとも一歩もゆずらず、勝負はラストへ。チャイニーズタイペイはラストまでもつれる展開を想定していたのか、エースの鄭怡静を置き、ジョウ・ジンイを寄せ付けなかった。
だが、この試合で勝敗を分けたのは3番の対決だ。1対1と五分で迎えた3番で、チャイニーズタイペイの李昱諄がシンガポールのウォン・シンルに勝ったことで、ラストで有利なチャイニーズタイペイの勝利が濃厚になった。団体戦での3番の重要性が如実に現れた一戦だった。
女子決勝トーナメント準々決勝
〈チャイニーズタイペイ 3-2 シンガポール〉
◯陳思羽 9、4、7 ジョウ・ジンイ
鄭怡静 -8、-10、9、-8 ツォン・ジエン◯
◯李昱諄 -9、-9、11、7、2 ウォン・シンル
陳思羽 -4、9、-13、-5 ツォン・ジエン◯
◯鄭怡静 8、2、3 ジョウ・ジンイ