女子シングルス1回戦に早田と伊藤が登場。ともにストレートで勝ち、2回戦へ
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ジャリー(アメリカ)と初対決となった早田。ゲームの中盤まではスコアが並ぶが、そこから一気に離してストレートで下す。「相手のサービスを受けた時、トスのタイミングが早いし、構えてから出すのも早いし、リズムをつかむのが大変でした。テーブル2の独特の雰囲気にもなれないといけないし、情報量が多すぎてまとめるのに必死だった。ただ、どのゲームも中盤までは競ったけど、終盤で突き放すことができたし、相手のこともよく見えていた。4ゲーム目のジュースの場面でも自分の経験が生きた。点数は競ったけれど、頭を整理しながら戦えたと思います」(早田)
伊藤は2021年世界選手権ヒューストン大会でも初戦で対戦したアカシェワ(カザフスタン)と今大会でも初戦で対戦となった。いろいろな回転のサービスをバック側、ミドル、フォア側と出す位置を変えて出して感覚を確認するなど、次戦を見据えた余裕のある戦いで圧勝。試合後は心配されている臀部の痛みについて聞かれ、「状態は結構良い感じです。トレーニングも毎日しながら、ダブルスの練習はしないでここまで来た。今日は楽しく試合ができました。体が良いと楽しくやれます」とコメントした。
女子シングルス1回戦
- 早田ひな 4(6、7、8、12)0 ジャリー(アメリカ)
- 伊藤美誠 4(4、7、9、1)0 アカシュワ(カザフスタン)