プレッシャーをはねのけて、張本が鬼門の初戦を突破
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男子シングルスで第4シードになった張本智和は、メダル獲得に向けて重要になる“初戦”を迎えた。前回大会では自身の初戦となる2回戦で敗退。東京五輪シングルスでも2戦目で敗れるなど、序盤の戦い方が上位進出の鍵になるが、この試合ではスタートからロングサービスを使う積極的なプレーでチュウ・チェユー(シンガポール)を完封した。
「4年ぶりの世界卓球(シングルス)での勝利で、かなり良い準備ができて良いプレーもできた。練習はしたとはいえ初めてのテーブル2での試合で、サービスミスが出ることも覚悟していたんですけど、1球もサービスミスが出ずに質の高いサービスを良いコースに出せた。
2年前も自分なりの良い準備をして、今日も自分にできる準備はしてきたけど、気持ちの部分では今回のほうが余裕がある。同じように緊張して、試合前は今日も吐きそうになるくらい緊張しましたけど、それを受け入れて乗り越えられる力が今はある」(張本)
男子シングルス1回戦
- 張本智和 4(3、7、1、6)0 チュウ・チェユー(シンガポール)