世界卓球2023開幕! 木原美悠が五輪3度出場のベテランに勝利!吉村真晴もストレート勝ち
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「2023年世界卓球選手権(個人戦)ダーバン大会」が、本日5月20日に開幕した。大会初日、日本勢のトップバッターは吉村真晴。世界卓球個人戦では4大会に出場経験があるが、シングルスの出場は29歳にして初めて。その初戦の相手はオーストラリア気鋭の18歳、フィン・ルー(オーストラリア)。フォアドライブに威力があり、穴のない正統派の右シェークドライブ型だ。ルーの思い切った攻撃が光ったが、吉村があらゆるサービスを試すかのような多彩なサービスで、主導権を渡さず、競った場面でも要所を押さえてストレート勝利。
続いて出場となった木原美悠の相手は、五輪3度出場経験のある37歳のシルバ(メキシコ)。ベテランらしく、木原のサービスに徐々に対応していき、4ゲーム目を奪ったものの、サービスでもラリーでも上回る木原が4-1で勝利。バックのミスも出たが、試合の中で調整していっての快勝となった。
男子シングルス1回戦
吉村真晴 4(11-8、13-11、12-10、11-7)0 フィン・ルー(オーストラリア)
「初めての世界卓球シングルスで緊張したが、次に向けて良いスタートが切れた。パートナーが横いなくて寂しいけど、個人としてしっかり準備をしたので、強い思いをもって臨みたい。楽しんでいます。ダブルスで張本選手と組むので、バックサービスも試した。2回戦の梁靖崑(中国)は格上だけど、ここ半年で馬龍やカルデラなど大物食いは何度かしているので、絶対勝つという強い気持ちでコートに立ちたい」(吉村)
女子シングルス1回戦
木原美悠 4(11-3、11-8、11-7、7-11、11-9)1 シルバ(メキシコ)
「第2コートに入り映画館みたいな雰囲気で、試合前もドキドキしたが、試合に入ったらそこは気にせず試合に集中して、絶対に勝ちたいという気持ちで臨んだ。選考会から2週間くらいあり、世界卓球で良い試合ができるように調整を思い切りして、今少し調子が戻ってきたので、もっと調子を上げていきたい。2回戦では初戦よりももっと強い気持ちを持ち、相手に向かっていく気持ち忘れずに戦いたい」(木原)