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「戸上隼輔、王楚欽に敗れ2回戦で散る。早田はピッコリンに快勝で3回戦進出」

更新日
敗れた戸上選手

本日行われた男子シングルス2回戦に登場した戸上隼輔は、世界ランキング2位の王楚欽(中国)と対戦。出足から王楚欽のサービスで完全に崩され、4ゲーム目を取り返したものの、完敗。宇田幸矢の待つ3回戦進出はならなかった。

「成都大会(団体戦)でもレシーブミスは多かったけど、それほどレシーブがうまくいかないという印象はなかった。今回はボールの奥行きをうまく使ってきて、ぼくがチキータしかできないところまで追い込んできた。本当に何もできなかったなと。
チキータもコースを絞られる展開が多くて、それをうまく狙われるプレッシャーもあり、チキータも思い切っていけなかった。レシーブがまだまだだなと思いました」(戸上)

男子シングルス2回戦

王楚欽(中国) 3、3、3、-6、6 戸上隼輔

試合をする王選手
パワードライブの一撃に加え、サービスの多彩さで戸上を完封した王楚欽
試合をする戸上選手
戸上は4ゲーム目を意地で奪い返すも、流れを引き寄せられず

一方、同時に行われた女子シングルス2回戦に登場した早田ひなは、ピッコリン(イタリア)に快勝で3回戦進出を決めた。右シェーク両ハンドドライブ型のピッコリンに対し、序盤はラリーで競り合う場面もあったが、徐々に調子をあげた早田が無理のないプレーで試合をものにした。

女子シングルス2回戦

早田ひな 7、4、2、8 ピッコリン(イタリア)

試合をする早田選手
難しいボールも無理をせず返球し、しっかり得点につなげた早田
試合をするピッコリン選手
丁寧な両ハンドで得点を重ねたピッコリン
インタビューに対応する早田選手
勝利後のインタビューでは「終始自分のいい状態で試合ができてよかった」と語った早田