張本/早田が金メダルへ向け好スタート。「Wみゆう」は圧巻の世界選手権デビューを飾る!
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前回大会で混合ダブルス準優勝を果たし、今大会では第2シードとなっている張本智和/早田ひなが初戦となる2回戦に登場。マドリッド/シルバ(メキシコ)と対戦した。
攻撃的なプレーが特徴の「はりひな」ペアは、序盤から持ち前の攻撃力を発揮して第1ゲームを先取。第2ゲームは序盤に張本のブロックミスや早田の強打ミスが目立ち先にゲームポイントを握られたが、冷静にミスを修正して逆転でこのゲームを取ると、その勢いのまま第3ゲームも奪い、3回戦進出を決めた。
「1ゲーム目と3ゲーム目の入りは完璧でしたが、2ゲーム目はぼくが相手の女子選手のボールに合わなくてミスが出てしまった。そこは反省かなと思います。次の試合は同士討ちの可能性もあるので、もっと思い切ったプレーが必要になると思います」(張本)
混合ダブルス2回戦
張本智和/早田ひな 3(5、11、3)0 マドリッド/シルバ(メキシコ)
また、世界選手権初出場ペアである長﨑美柚/木原美悠の「Wみゆう」が初戦となる女子ダブルス2回戦に登場。レシーブでのチキータや強烈なバックハンドで得点を重ねると、ウォン・シンル/グォ・ルイシュン(シンガポール)に完封勝利を収め、圧巻の世界選手権デビューを飾った。
「思ったより順調に試合ができました。(ドローを見て)絶対にメダルを獲れるなと感じました。今日の試合のまま行けば金メダルも取れると思います。試合前の練習から巻き込みサービスからの展開は練習していて、試合でもしっかり得点につなげられていました。」(木原)
「想定外に良かったです。世界選手権モードで魂を込めて試合をしました。自分たちにとってダブルスでの1試合目だったので、シングルスでは試合をしたけど台の感覚だったりとか、コンビネーションとか、そうした部分の調整が想定外にしっかりできた。相手は1回戦で強いペアに勝ってきていて、私たちはそのペアに0勝1敗だった。なので強いペアだと思って準備をしてきて、それが良かったのかなと思います。」(長﨑)
女子ダブルス2回戦
長﨑美柚/木原美悠 3(3、4、4)0 ウォン・シンル/グォ・ルイシュエン(シンガポール)