宇田幸矢、王楚欽に善戦も3回戦敗退。伊藤美誠はポータに勝利し、4回戦へ
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男子シングルス3回戦
王楚欽(中国) 9、11、-4、1、3 宇田幸矢
男子シングルス3回戦、宇田幸矢は、昨日戸上隼輔に快勝した王楚欽(中国)と激突。「自分に期待して頑張りたい」と意気込んでいた宇田だったが、1-4で敗れ、3回戦敗退となった。
1ゲーム目は6-1リードと好調な滑り出しを見せたが、対応力の高さが光った王楚欽がゲームを先行。2ゲーム目は抜きつ抜かれつの展開となったが、「フォアに回された時のボールが取れなかった。そこの差が出たのかな」と本人も振り返るように、要所でうまく宇田のフォアサイドをついた王楚欽がゲームを連取。
3ゲーム目はロングサービスを多用した宇田が奪ったものの、4ゲーム目以降は王楚欽の鋭いコース取りに得意のフォアハンドドライブが影を潜め、敗戦となった。
「手応えは感じましたけど、相手は1球1球の質が高い。ぼくが先に上から攻めないとラリーで主導権を取れないし、狙われてしまう。相手は特に無理をしているわけではないけど、普通の質が高い。カウンターだったり、先にこちらから仕掛けないと厳しい展開になってしまうので、その練習はこれからやっていきたい。」(宇田)
また、宇田はこの後日本時間22時40分より行われる男子ダブルス3回戦で、オフチャロフ/フランチスカ(ドイツ)に挑む。ダブルスでの活躍に期待したい。
一方、その後行われる女子シングルス3回戦には伊藤美誠が登場し、ハンガリーのエース・ポータと対戦。ヨーロッパ独特のゆっくりな打球に苦戦する場面もあったが、要所で得点を重ねた伊藤がきっちり勝利し、4回戦進出を決めた。
4回戦では、バトラ(インド)をフルゲームで退け波に乗るA.ディアス(プエルトリコ)と対戦する。
女子シングルス3回戦
伊藤美誠 7、7、7,8 ポータ(ハンガリー)